身体に溜まったトラウマエネルギーを解放する心理学。
ソマティック心理学ですね。
この記事では、ソマティック心理学に関するオススメ4記事をご紹介します。
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1つ目の記事|動きに注目するソマティック心理学
突然ですが⋯⋯ 今までの人生で⋯⋯
あなたのことを最も支えてくれた人を思い浮かべてみませんか?
なんだ急に、ですよね(笑)
今できる、ちょっとしたワークです。
支えてくれた人、理解してくれた人、愛してくれた人、とかでもいいですよね。
動物とか、アニメのキャラとかでも。
そして、ちょっとだけ、それを感じてみる⋯⋯
10秒でもいいし、30秒でもいい、実際にやってみると⋯⋯
ま〜色々なこと起こってきますよね。
穏やかな気持ちになった、呼吸が落ち着いてきたとか。
その中でも、体に「動き」もありましたよね?
リソース的なことを思い出した時に、
胸に手がいったり、肩の力が抜けたり。
というように、現場のカウンセリングでも、
色々な体の動きが出てきます。
わかりやすい大きい動きから
つかまえにくい微細で小さい動きまで。
トラウマを解放するにはソマティック心理が大事と言われてます。
身体にアプローチしてトラウマを解放するのです。
その中でも体の「動き」って比較的わかりやすい。
だって、目で見えるから(笑)
相談者の微細な感情を感じ取る、
そういうのと比べるとまだやりやすい。
「トラウマセラピーにおける7つの代表的な動き」
を解説しました。
闘争の動き、逃走の動き、揺れる動き、
などなど、7つの動きについて解説しました。
効果的な心理セッションを提供するには、ソマティック心理学です。
その中でも基本になっていくる「動き」です
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2つ目の記事|ソマティック心理学で姿勢からトラウマ解放
突然ですが、今のあなたの姿勢はどうですか?
背筋伸びてる?
猫背?(笑)
姿勢を探求して、トラウマ解放しちゃおう!
トラウマにあうと、どのような姿勢になると思いますか?
トラウマと身体で有名なパットオグデン先生は言う。
軍人のポーズ!
胸を張って、背骨を固めて、トラウマに対応するのです。
男性に多いかもね。
マッチョに鍛えて、かかって来いや! と言いそうな(笑)
もう一つあります。
トラウマにあうと、どんな姿勢になると思いますか?
猫背のポーズ。にゃ〜お!
悪いヤツに、猫パンチくらわすぜ〜! じゃなくて(笑)
降参するポーズですね。
自分の内臓を守るためにも腰を引くのです。
姿勢で負けを認めるのです。ほうほう。
軍人ポーズっ!
猫背ポーズっ!
ここで疑問が出てくる。
姿勢からどうやってトラウマ解放するの?
姿勢へのアプローチでよくある間違いとは?
現場の臨床で姿勢にアプローチする7つの方法とは?
こちらの記事と動画をどうぞ。
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3つ目の記事|体の使い方、意識の向け方というソマティック心理学
この心理業界、語れなてない〇〇がある〜
大事なソマティックな実践なのに誰も語ってない。
対人支援者に、心理士に、とっても大事なのに。
トラウマセラピーをやるなら、これなしにはできない、くらいのことなのに。
それはセンタリングです。
とても奥深いので簡単には言いたくないのですが、「丹田を意識する」ということ。
おへその下数センチのところに意識を持っていく。
武道でも、書道でも、丹田や姿勢が大事です。
意識の向け方が大事です。
丹田に意識がいってると安定します。
たたずまい、ありようが、整ってきます。
臨床の現場ではクライアントの感情や神経系は嵐のようです。
台風みたいな時もある。時々、爆風(笑)
そんな時に支援者が凛と安定して存在して差し上げるのです。
極端に言えば、そう「存在しているだけ」でいいのです。
それを可能にするのがセンタリング。
なのに、この業界、誰も語っていない(悲)
今はもう、あっちの世界で活躍されてる
若本先生くらいです。
先生には沢山のことを教えてもらいました。
でも、センタリングは、いつも先生の実践や教えの、
まさに「センター」にありました。
中心にあった。
そこから他の実践が展開されていくのです。
そんな大事なセンタリング、
丹田を、ただ意識すればいいんでしょ? 簡単じゃ〜ん、
そんな声が聞こえてきそう。
私はこう言いたい。
知ってるとか、そういうことではなく、
日常的に実践してますか?
ドキッ!(笑)
何年も実践してますか?
ゔっ〜!(笑)
1番難しいクライアントの時、
安定して、そこに存在しておられますか?
難しい〜!(笑)
私自身も、このことを意識していきます。
記事と動画では、
スポーツとセンタリング。
マインドフルネストとセンタリングの深い関係とは?
センタリングと他のことも組み合わせると相乗効果?
センタリングのやり方。
よかったら、のぞいてみてね〜
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4つ目の記事|呼吸とソマティック心理学
「深呼吸しましょう」
「ゆっくり呼吸しましょう」
そんな危険なことトラウマセラピーの現場で言ってませんか?
実はこれとても危険です。
とんでもなく危険!
洗剤の「まぜるな危険!」くらい危険(笑)
その理由を簡単に言うと、人は意味があって、呼吸を浅くしてるのです。
呼吸を浅くして自分を守っているのです。
例えば、呼吸を浅くしてフラッシュバックが出ないようにしてる。
もしそうだとしたら、「深呼吸しましょう」
これは「フラッシュバック勃発させましょう」と同じこと(笑)
私たちの体は、ほんとに賢いですね。
ちゃんと適応してくれてる。
ちゃんと守ってくれてる。
その体さんを尊重せずに、「ゆっくり呼吸しましょう」と促してしまうと⋯⋯
体さんが言います。「何してくれとんねん!」
「フラバ爆発するやんけ!」(笑)
呼吸に関しての記事と動画があります。
「呼吸の言葉の意味」
「トラウマ臨床における呼吸」
「なぜ深呼吸が危険なのか?」
「ポリ理論と呼吸」
「解離と呼吸」
動画も19分と盛りだくさんです。
私たちが毎日毎日、毎秒毎秒やっていること、
その呼吸を探求してみませんか?
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