この記事を書いた人 

山口修喜(Nobuki Yamaguchi)

北米に17年間住み、カナダ、ブリティッシュコロンビア州の公認臨床心理カウンセラーとして7年間働く。

帰国して、海外の最新トラウマセラピーを支援者に講座で伝え続けている。

 

 

ぽむ
ぐらうんでんぐー? 犬の僕にも必要?

 

山口のぶき
ぽむ~。そだね。でも必要っていうより、自然にやってると思うよ。

 

ぽむ
僕の得意分野だし〜。ふっ、ふっ、ふっ。

 

 

グラウンディングとは

 

自分自身の体を大地にゆだねること。

大地にゆだねるというのは
自分自身のカラダの重みを自然体で
重力に身を任せるということです。

歩くときで言えば
一歩一歩大地を踏みしめながら
歩くということ。

普段、普通に生活していると、
なかなか足の裏に
意識を向けることが少ないですよね。

特にトラウマや虐待を受けると、
頭のほうに意識がいきやすい。

例えば、過去のことが
フラッシュバックしてきて
その記憶が頭の中をぐるぐるしている。

自分なんて価値がないという
ネガティブな思考が繰り返されている。

 

まず動画をどうぞ。

なぜセラピストが
クライアントの足を踏むのか?
についても話しています。

↓   ↓   ↓

 

 

 

グラウンディングを自然にやっている文化!?

 

このご時世、
自然と触れ合うことも少なくなってきて
体を感じるという行為そのものが
少なくなってきてますよね。

電化製品がないような
大自然のなかで暮らしている
文化の人達は、
自然と体の感覚を感じ、
周りにある環境を感じながら生きていますよね。

 

 

例えば、朝起きて水を汲みに
行くということでも、
まず靴を履いてない。

もちろんコンクリートも敷かれてないので
草の上や土の上を足の裏で
感じながら歩く。

食べ物を調達する時でも一緒。
例えば何かの動物を狩りするとして
頭で考えててもうまくいかない。

捕まえたい動物がどの辺にいるのか
ある意味、感覚を研ぎ澄まさないと、
成功しないわけですよね。

昔の時代であったり
そのような文化の人たちは、
グラウンディングをはじめ
体の感覚に意識を向けることを
自然とやってるわけですね

 

 

トラウマを抱えた方とのグラウンディング

 

トラウマや虐待を受けた方との
カウンセリングでは、、、

「地に足がついてない」状態で
来られる方は多いです。

体を感じ過ぎると、
生き抜いてくるのが大変だったのでしょう。

まずグラウンディングできてないと
何も始まらないと言っても過言ではないです。

海外のある著名な
トラウマセラピストが
言ったことなんですけれども、

すいません、かなり昔のこと
なので、誰か忘れました、笑。

ていうか、多くの著名な
セラピストがこう言っています。

「グラウンディングなしに
安全なセラピーはありえない」

それくらいグラウンディングというのは、
安全にトラウマセラピーをする上で
欠かせないこと。

グラウンディングなしの
心理カウンセリングは、、、

「ブレーキのない車に乗るようなもの」

ではないでしょうか。

そんな車の助手席に
乗りたくないですよね、笑。

「グラウンディング」や「センタリング」
ちゃんとセッションでやっている
支援者まだまだ少ないと感じています。

ブレーキのない車に乗っている
タクシー運転手みたいなものですね。

そんなタクシーは、
すぐに降りてくださいね、笑。

 

 

カウンセリングルームでする場合

 

ここからは具体的な、
セッションにおける
グラウンディングの進め方。

まず、クライアントさんの
状態によって進め方が違うということ
が大前提にあります。

なので、例を上げていきます。

 

 

クライアントさんが、
こんなことがあった、あんなことがあった、
と話を続けていることありますよね。

その時に、
「今ってどんな状態ですか?」
と聞いてみる。

よくある返答として、
頭ぐるぐるしてます、とか

じゃあそこにただ意識を向けてもらう。
それをある程度認識できたら、

少しずつ足のほうに意識を
向けてもらう。

どんな感じですか? と聞いてみる。
そして足に意識を向けてみた時に、、、

「その頭のぐるぐるがどうなっていますか?」
というように。

このように自然な形で、
足の方に意識を向けてもらうことも
できますし、

まずは、なぜ足の方に意識を
向けるのかという「心理教育」
をするやり方もあると思います。

人によっては、
いきなり足のほうに意識を向けてみませんかって
言われると、「何なの?」
って思われる方もおられます。

なので、グラウンディングについての
心理教育を何となくしておいて、
さっきのように頭の方に意識が
いってる時に、やってみるのも1つです。

ただグラウンディングを
やってみましょう、と言うより、

その変化に気づいてもらうことが大事です。

頭にいってる時と
足にいってる時の
比較をしているということです。

ビフォーアフターですね。

 

 

離人症や解離の場合のグラウンディング

 

特に、ゆっくりやっていく
必要があります。

というか、いきなりやらない。

意味があって感じないようにしているのに、
そうしてサバイバルしてきたのに、

感じましょう、感じましょう、
足を意識してみましょう、
と促すのは無理があります。

 

 

ただ、足の裏を感じることは
比較的、身体の内側を感じること、
例えば、胸のあたりとか、
お腹のあたりを感じることよりも
比較的やりやすいことも
知っておきたいですよね。

なのでそこまで慎重になりすぎる
必要はないとも思います。

でも多くの離人症や解離の
傾向がある方とのセッションでは、

足に意識を向けたり、
足を意識的に動かしてみるだけで、
強烈な抵抗の反応が出ることもあります。

クライアントさんの様子を見ながら
進めていく必要があります。

 

 

グラウンディングを促す方法

 

よくやるのが、
まず座ったまま足首を回してもらう。

少しずつ足の裏を感じてもらったり。

そして、どんな感じがするか聞いてみる。
これだけでもかなり地に足がつくことも。

立った状態でもやります。

まず立った状態で、
足の裏を感じてもらう。

例えば、裏の内側を感じる。
そして外側。
前後にも体重をかけて感じてみたり。

そして、足を感じながら
ゆっくり歩いてもらうことも。

 

 

1回の体験では意味がない!?

 

ただ大事なことは
1回、グラウンディングを
体験したからといって、
問題は解決されないし、
人生変わらない、笑。

グラウンディングを
日々の習慣としていってこそ、
しっかりした効果が出てくる。

カウンセリングの時だけ
足に意識を向けて
少し楽になりました。

これはただの「気づき」ですよね。
習慣化していく必要があります。

習慣化してもらう方法は
たくさんあって、
一言でお伝えするのは難しいのですが、

その1つは、
グラウンディングを体験した後に、
普段の生活の
どんな時に実践してみれそうですか?

というようにやっていく。

実践しているイメージを
膨らめていく。

実践するとき、
どんな抵抗がありそうなのか?
どんな不都合があるのか?
どんな効果がありそうなのか?

などを話しておくことで、
実践に繋がりる1つの方法。

まあ、これで
毎日実践しています、
という報告をくれるクライアントさんは
2割もいないように思いますが、、、

クライアントさんが
どう実践していけばいいか
よくわからない場合は、
支援者が提案することもありです。

例えば、通勤の時で
電車を待っている時に、
実践してみることを提案してみる。

 

 

これは比較的やりやすそうですよね。

一緒に、何回もセッションなどでも
やっていくことが大事だと思っています。

知っているとかではなく、
やっているか、ですよね。

 

 

グラウンディングは育てるもの

 

そう、育てるものです。

私自身、10年前の
グラウンディングの感覚と、
今の感覚は全然違います。

毎年、少しずつ、
育ってきている感覚があります。

深まってきている、とも言えます。

支援者自身も、
グラウンデイングを普段から
実践してることが
大事でがないでしょうか?

そうすることで
人生が豊かになることもあるだろうし、
臨床力もつくだろうし、

さらに、クライアントさんに
提案する時、説得力が、
全然違うと思います。

あなたは、今、
このHPを読んでいて、
足に意識がいっていますか?

 

 

ぽむ
今、ちょうど足に意識がいってるよ〜。

 

山口のぶき
そうそう、それがグラウンディングのスタートだね。

 

ぽむ
おー、もうできちゃったから、おやつっ! の時間でしょ。

 

山口のぶき
できちゃった気になってるし、単純やなぁ〜、笑

 

 

 

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