姿勢にアプローチしてトラウマを解消する

 

まず様々な姿勢を観察してみる

 

あまり深く考えずに、まずは色々な写真をみていきましょう!

まずは「姿勢」に興味を持ってほしい、そう思ったからです。

 

まずはこちらの姿勢から

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なんともしあわせそう!

日常的に、手を広げたり、大きく動くことを許されたこどもは、自由で柔軟な姿勢になっていきそうですね。

感じる空間も広いのかと思います。気持ちもおおらかだったり。

 

もう一つ、こどもいきましょう。

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いいですね〜。

足をガンと放り出して〜(笑)

こういうことを怒られてばかりだと、縮こまりそうです。

もうちょっとみると「わたしのジュース持ってきなさ〜い!」なんて主張してそうな顔の表情ですね。

姿勢と自由に動く、なんか興味深いですね〜。

 

次はこちら

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姿勢というよりは、マッチョ。

そんなに筋肉をつけて、何を守っているのでしょうか?(笑)

虚勢を張って、弱い部分を隠しているのでしょうか?

そのような人の姿勢は、胸を突き出して、力を見せつけている、ということもありますよね。

 

さあ、まだまだあります。

こんなのどうでしょう!

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やる気ないやん!(笑)

なんか、ほのぼのしいけど。

私たちは、もっとダラダラな感じで、グータラな格好で過ごしてもいいと思います。

会社だって、学校だって、みんなかしこまって、ちゃんと座りすぎ。

行儀よくしなさい、なんて言われること多かったですよね。

でも、もっと自由にしてもいいと思いますよ〜。

このカンガルーさんのようグータラ姿勢で、ご飯を食べてもいいですよね。

 

次はこれ!

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いや〜。

これだけのおばあちゃんになったら、腰曲がってると思うけど、、、色々なものを背負ってね。

でもこのファンキー婆ちゃんは、背筋が伸びてそう。

背筋が伸びていることで、明るく生活できるのかもですね。

 

次はお猿さん。

どんな姿勢か観察してみましょう。

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猿は基本猫背、、、

猿なのに、背、、、(笑)

じゃあ、猫の姿勢は、、、???

話を戻します。猿は四足歩行だから、猫背の方がいいのでしょう。

人間は、頭が重たいから、背筋が真っ直ぐじゃないと、バランスがとれないのです。

そして、二足歩行だから、背筋が伸びている。

 

さあ、ラストは、、、

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こんな姿勢、真似したくてもできません。

ヨガをずっとやっていくと、より自然であったり、精神的にも自己肯定感が高くなっていきそうですね。

だって、そもそも体動かすことは、いいですし、背筋が伸びてきそう。

 

いかがだったでしょうか。

姿勢について、ちょっとは興味が湧いてきましたでしょうか。

 

 

姿勢(ポスチャー)とトラウマの関係性

 

トラウマを受けると姿勢はどうなるのか?

何らかの攻撃、嫌なものを人は何とかして排除したり、感じないようにしたりして、適応するのです。

様々な方法があるのですが、その1つが「姿勢」ということなのです。

トラウマと身体で有名はパットオグデン先生をはじめ、海外のソマティックセラピストたちが言います。

トラウマを経験すると、2つの姿勢で対応するということ。これを理解することがトラウマを解放する方法に繋がってくるので、大事です。

 

1つは、降参のポーズ

私が勝手に命名しました。腰が後傾になって、猫背になるようなポーズ。

そうやって降参するのです。そして、その姿勢をすることで、胸、腹、喉、性器を守っているのです。感情を感じないようにしたりも。

想像してみてください。前から車が突っ込んできたら、、、避ける暇がなかったら、腕を前でクロスにしてお腹を引っ込めますよね。そんなイメージです。

もう一つの姿勢はなんだと思いますか? 拳法のポーズ(笑) 今にも、相手に食ってかかるポーズ。冗談はさておき。でも半分は当たっているのです。

 

もう一つの姿勢は軍人のポーズ

腰をそって、胸を突き出して、、、「かかってこいや!」っていう感じ(笑)

背骨は柔軟というよりはガッチガッチに硬い。どんなことでもやり抜いてやるという企業戦士のよう。ある意味、過覚醒になって、サバイバルする頑張り屋さんのようです。

 

下のイラストをご覧ください。明確ですよね。降参のポーズが猫背と書いてある右のイラスト。軍人ポーズが反り腰と書いてある左のイラストです。

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そんな2つのタイプでトラウマに対応しているのです。ポリヴェーガル理論でいうと、左のイラストの軍人ポーズは過覚醒の闘争逃走なのです。

右のイラストの降参ポーズが低覚醒やシャットダウン、という解釈もできるのです。

 

連続体になっている

もうちょっというと、この2つのタイプは両極にありますよね。

降参タイプから軍人タイプ。これは連続体にあるのです。ちょっとだけ降参よりとかね。連続体という概念が、とても大事になってきます。

ややこしくなるけど、両方のタイプで対応してきた人もいるのです。トラウマと姿勢に関しては、色々な指標がありますが、この「軍人から降参ポーズ」の連続体が基本になります。

支援者は知っていると、臨床の幅が広くなると思います。この知識が介入方法に繋がってもきます。

 

 

よくある間違ったアプローチの仕方

 

間違った対応法です、本当によくあります。そして、その方法ではトラウマは改善されないのです。

例えば、猫背のポーズみてみましょう。ボディー系の施術でも「猫背を改善しましょう」「いい姿勢は重力と一体となって、、、」みたいなことを支援者が思っているし、言ってしまう。

「猫背、矯正プログラム」とか命名して(笑) これでは何度やっても矯正されないことが多い。それは体だけ無理やりやっているから。

そして、猫背の姿勢に敬意を払っていないからです。心理系のセッションでも同じことです。治そうとか、いい姿勢とか、悪い姿勢とか、思っていると、それが態度に出ますよね。

上記の写真を見れば明白でうよね。⚪︎とか、✖️とか、正しい姿勢とか、書いてあるし(笑)

 

猫背という姿勢はサバイバル(適応)に必要だったのです! 猫ちゃんありがとう〜! くらい言わないと(笑)

これは軍人のポーズも一緒です。どんな姿勢もその人のリソースなのです。生き様なのです。具体的には、支援者は、猫背を「心から」承認しましょう。

まず、そこからはじめましょう。そのような支援者の「姿勢」が大事なのです。あ、ありようという意味の「姿勢」ね。ややこし(笑)

支援者の「姿勢」がクライアントの「姿勢」を変容させる。名言でた(笑)

そうしないと、クライアントはいつまでたっても、猫背の姿勢のままで人生を歩んでいかれることになる。

さあ、続いてはトラウマセラピーにおける姿勢への介入方法です。

 

 

姿勢へのトラウマセラピー的な臨床とは?(7つの介入)

 

 

どのように姿勢にアプローチしてトラウマを解放していくのか? 7つあるので、1つずついきましょう。

 

まず認める

降参のポーズでも軍人のポーズでも、どんな姿勢も認めることが大事ですよね。

表面的にではなく、心の底から認めれたら最高です。

 

メリットを明確に

その姿勢をすることで、どんなメリットがあるのか? あったのか?

どんな意味があるのか? あったのか? その辺を再確認することも必要です。

「猫背の姿勢をして感じないように耐えてきた」これは必要なことだったのです。

家に引きこもって、ずっと姿勢を丸めて、スマホをみていた時期、、、これも必要だったのです。

 

自分の姿勢に気づく

どのような姿勢になっているのか、しっかり認識できることも必要です。

猫背になっていても、ずっとそうやっていると慣れてきていて、気づかないなんてこともあります。

カウンセリングのセッションの時に、あらためて「今」の姿勢に意識を向ける。

それとクライアントさんの日常生活で「姿勢」に意識を向けるようになってもらうサポートも大事だと思っています。

「日常」と「セッション」この両方でやるから解放のスピードが早まるのです。

 

一緒に探求する

ちょっとずつ、背筋を伸ばしたり、縮めたりしてみる。その時どんな変化が起こるのか?

矯正とか、治すというより、実験的な態度で。支援者とクライアントが一緒に探求する感じでやる。

背骨を少し伸ばそうとすると抵抗が起こることも自然。

その抵抗を支援者がサポートする。例えば「そのような抵抗があるのですね〜」というように。

「何か必要なことがありますか〜」なんて聞くのもあり。

「こうしてみましょうか〜」なんて提案するのもいいですよね。

 

パーツとの関係

特定の姿勢をやっているのは、パーツさんだということがよくあります。

そのような視点を支援者には持っていてほしいのです。

軍人のポーズをやっている頑張り屋のパーツさん、みたいなことです。

パーツだったとしたら、矯正とか、治すとか、言わないですよね。

パーツには寄り添いますよね。

 

深いビリーフの関係を探る

特定の姿勢には、深い信念(ビリーフ)くっついてることが多いのです。

猫背のポーズは「人は怖いものだ」とかね。

軍人のポーズは「弱みを見せたら終わり」とか。

その辺の深いビリーフを明確にする必要あります。

姿勢を解放する時に、ビリーフも緩めるアプローチが必要です。

 

愛着と姿勢の関係

親が「こうなりなさい」という結果主義の思考が強いと、こどもが軍人的なポーズになっても自然ですよね。

親がいつも不安で、人に怯えていたら、こどもが猫背のポーズになっても自然です。

そのような愛着のパターンも「姿勢とトラウマ」には大事なのです。

 

さらに、、、

 

今回けっこう書きました。でも、まだ大事な介入方法などあります。

筋肉にアプローチしたり、背骨を緩めるワークなどなど。

もっと深く学びたい人は、1年コースにいらしてくださいね。

 

ふと思う。軍人のポーズ? 猫背のポーズ? 自分で書いていて、ネーミングがヤバイな(笑)

全然「認めている」感じがしない。悪いイメージが。

どないしよ〜。

 

軍人のポーズ → できる会社員ポーズ!

猫背のポーズ → 最強まる虫ポーズ!

とかどないだろ〜(笑)

 

 

 

 

 

 

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計7本の動画

◉ 見捨てられ不安を改善する

◉ フラバや完璧主義を減らす

◉ 恥や自責を減らす

◉ チャイルドワークを効果的に

◉ トラウマセラピーの原理原則

 

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