この記事を書いた人 

山口修喜(Nobuki Yamaguchi)

北米に17年間住み、カナダ、ブリティッシュコロンビア州の公認臨床心理カウンセラーとして7年間働く。

帰国して、海外の最新トラウマセラピーを支援者に講座で伝え続けている。

 

ぽむ
僕知ってるよ~。ぼでぃーぶれーど使うんでしょ?

 

山口のぶき
ぽむ~。今日はさえてる~。段階を追って説明しま~す。

 

ぽむ
怒りをコントロールするぜ~!

 

山口のぶき
ぽむ~。コントロール?それとはちょっと違うんだよ。

 

怒りをコントロールする?

 

怒りを解放する方法を

後半でお伝えする前に、、、

 

そもそも、怒りってコントロールするものなのか?

についてやっていきますね。

 

巷には(笑)

世間では、アンガーマネジメントとか、

ネットで検索しても、

「怒りをコントロールする12の方法」的なやつ

ありますよね~。

 

短期的には、効くかもしれないけど、、、

 

例えば、怒りが出てきた時に、

「ストップ!」って言う。

 

その時は、ちょっとおさまるけど、

また時間がたてば同じことの繰り返し。

 

呼吸をする、とかもあります。

その時だけですよね。落ち着くの。

 

根本的に、「余計な」怒りを解放する

ということが大事。

 

なので最後まで、忍耐強く読んでいくと

それがわかります。

 

 

前提として、怒りはコントロールできるもの、ってなってる

 

怒りが出ると

抑えましょう!

コントロールしましょう!って言いますよね。

 

でも、難しいですよね。

無理があります。

 

他の感情を例に見ていきましょう。

 

例えば、悲しみ。

何かを失って、悲しみが出てくる、

その悲しみは、しっかり感じてあげましょう、ってなりますよね。

 

カナシミをしっかり感じてあげないと、

あとあと「うつ」になったりすることも多いです。

 

なのに、怒りになると、

急に、コントロールだの

減らさないとダメみたいになる。

 

なんでだと思います?

 

何か怒りは悪いやつみたいに扱われている。

「イカリさん」もそうされると、

もっと怒る!?かもしれない。

 

無理やり抑え込まれたら、誰でも嫌ですよね。

 

怒りが悪者にされるのは、、、

 

たぶん人に迷惑をかけると困るから、

とっても不快な感情だから、

外に向いてしまうから、

 

というのがあるのかもしれません。

 

ぽむ
近所にワンワン吠えて怒ってる犬もいるよ。

 

山口のぶき
怖いよね~。続いてトラウマからの怒りを説明するね。

 

怒りのポジティブな点は?

 

怒りさん、実はいいやつだったりもします。

 

例えば、あなたに怒りが一切なくなったら、、、

想像してみてください、、、

 

たぶん困りますよね。

自分を守れなさそう。

Noとか言えなさそう(笑)

 

あのガンジーも、

怒りがあったから、海岸まで

歩けたんだと思います。

 

叩かれても、誹謗中傷を受けても

正義と戦えたんではないでしょうか。

 

あのマーチンルサーキングも、

怒りがあったから、

言葉を使って主張できた。

 

 

トラウマからくる怒りとは?

 

トラウマや虐待などからくる

怒りは本当に強烈ですね。

 

されたことを思えば

ある意味、当たり前の怒りですよね。

 

どんどん怒っていいんです。

ただ、それがあまりにも強すぎたり、

日常生活に悪影響だと

解放した方がいいですよね。

 

トラウマによって、

闘争、たたかうエネルギーが

解放されずに溜まっているという

言い方もできます。

 

ようするに、

加害者に無理やり、

抑え込まれると、

怒りを表現できないですよね。

 

殴り返したり(笑)

だってこどもだもん。

 

その時、抑圧した

怒りのエネルギーは膨大で、

ポジティブなものに変換したり、

余分なものは減らしたいですよね。

 

 

怒りが依存になる?

 

さらに、怒りが依存的になったりもします。

怒りを「利用して」人を動かすような

こともできますよね。

 

怒鳴れば、

多くの人は、怖くなって

その人に従ってします。

 

これは、都合がいいわけですよね。

脳内でも快感物質がでるし、

依存になってしまいます。

 

ぽむ
あいつめ~、ワンワン吠えて、僕をビビらせたかったんだな~(笑)

 

山口のぶき
そうだね~。怒るとみんな引くからね。それが目的なんだ。

 

 

ホントに求めているものは、、、

 

根本的に怒りを鎮めることですよね。

怒りを解放すること、って言った方が

ピンとくるかもしれない。

 

ソマティック(身体指向)の

セラピーでは、怒りをどのように

解放していくのか?

 

 

 

ぽむ
ワンワン!コントロールできないし!ワンワン!吠えまくってやる~!

 

山口のぶき
開き直ったな~(笑)ぽむ~、怒っていいんだよ~。

 

 

 

怒りを解放させるには、まず、、、

 

怒りはどのような感情なのか?

悲しみ、恐怖、喜び、イライラ、色々ありますが、怒りは「外」に向いている感情。

 

他のほとんどの感情は内側に向かっている。

喜びは、多少外にも向かっているような感じもしますが、、、

怒りはものすごいエネルギーで、外に向かっています。

 

爆発する外に向かったエネルギーを、内側に無理やり押し込めると、どうなると思いますか?

ものすごい無理があるように感じませんか?

 

 

 

圧力なべのフタもかなりの力で装着してますよね(笑)

 

想像してみてほしいのですが、、、

その膨大なエネルギーを毎日毎日、抑圧していたとしたら、、、

 

虐待してくる親に、こどもは逆らえないですよね。

 

本当は、「うるさいあっちいけ!」と言い返したいところですが、そんなことはできない。

その時に、体に負担だけれども、怒りを「抑圧」する習慣が身に付きます。

 

 

ぽむ
僕もグッとガマンする時あるよ~。だって爆発してしまいそうだもん。

 

山口のぶき
そうだよね~。相手に危害を与えてしまうって思ったら、抑えちゃうよね。

 

 

健康的な怒りとは?

 

基本的に、怒りって健康的なもの。

ただトラウマや虐待などを経験すると

爆発したり、抑圧したりしてしまいます。

 

さらには、怒りは

「厄介なもの」と扱われる。

 

例えば、本来こどもは

「これ嫌だ!」とイライラして、

怒りを表現してもいいわけですよね。

 

ただ、親に怒りのテーマがあったり、

子育てがいっぱいいっぱいだと、

「静かにしなさい!」と怒られる。

 

それが繰り返されると、

こどもは「あっ、こうやって言わない方がいいのね」

と学習してしまう。

 

 

そのまま大人になると、

恋人ができて、結婚して、

そのパートナーに、

「こうされるといやだ」という表現ができなくなる。

 

そうなると、、、

ずっと怒りを貯めるようになる。

でも溜まりに溜まったら、

「キレる」

「爆発する」

という流れになることが多いのではないでしょうか。

 

そして、キレてしまって、

あ~、キレてしまった、怒ってしまった。

となります。

 

そしてやっぱり

「怒りはやっかいなもの」と認識されていることが多い。

 

 

ぽむ
罪悪感もでるしね。

 

山口のぶき
そうそう、今日は調子いいね~(笑)

 

 

本来は、健康的に表現するもの

 

嫌なことは嫌と。

断る時にも役立ちます。

 

自分を守ることにも役立ちます。

戦闘モードになって戦うことも

状況によっては必要ですよね。

ちょ~理不尽な相手には。

 

 

トラウマセラピーでは

怒りを抑圧しているなら

少しずつ出していいんだよ~、って進めていく。

 

さっき書いた「健康的な怒り」について

話すこともあります。

 

そして、ソマティックなセラピーでは

「からだ」を使って

健康的な怒りを表現していいことを

体験してもらいます。

 

例えば、手を前にだしてNOというジェスチャーをやってみる。

これだけでも、新しい気づきになることもよくあります。

 

 

要するに、からださんに、

 

NOって言ってもいいんだよ~。

怒りを表現してもいいんだよ~。

というのを体験してもらう。

 

その中でも

効果的なのは、

 

ボディーブレードを使うやり方。

 

言葉では説明するのは

とっても難しいので、動画をどうぞ。

 

怒りを前に向けて出していくワークです。

 

(動画)怒りを適量に表現する方法

 

 

かなり再生されている動画です。

短期間で6000回以上視聴頂いています。

 

ポイントは、適量に怒りを出す。

それと、前に出すということ。

 

ソマティックエクスペリエンスの

ピーターリバイン博士が提唱している

怒りを解放するワークになります。

 

 

まとめると、、、

 

怒りは、、、抑えすぎない!

爆発させ過ぎない!

 

「抑える or 爆発」

これはとっても両極端すぎます。

 

ちょうどいい感じで、

「適量」出していけるようになりたいですよね。

 

あなたは、怒りさんと

どのようなお付き合いをしてますか?

 

ぽむ
お~い。のぶき~! おやつの時間忘れてる~!

 

山口のぶき
ぽむ~。そうそう、そうやって表現していいんだよ~。用意するね~。

 

ぽむ
健康的なイカリを表現したぜ! さすが僕! おやつは大事なのだ~(笑)

 

 

 

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動画2 フラッシュバックや過覚醒を抑える

動画3 解離、離人感の対応法

動画4 怒りとバウンダリーについて

動画5 恐怖症、強迫を手放す