もしもオフィスPomuが心理の学会を主催するとしたら⋯⋯

 

 

オフィスPomuが学会を主催する話です。

そんな予定はありません。仮の話です。

真面目に学会を開催している人、先に謝っておきます。

失礼を言います(笑)

でもどんな学会の雰囲気にしたいのか? 何を実際にやるのか?

その辺をお伝えすることで、今の業界の改善点が見えてくると思っています。

 

ポム主催で心理臨床の学会を開催すると、ワンちゃんOK

 

犬連れてきてOKというか、連れてきてほしい〜!

猫ちゃんも。アルパカとかも(笑)

もちろんアレルギー問題とか、現実は無理なの知ってる〜

これは私の妄想(笑)

 

開催場所は都会は禁止。

自然たっぷりの場所。

できればリゾート地。

ホテルからは絶景の海が見渡せる。

 

 

1日目の学会がスタートします。

まずは大会長の山口先生よりご挨拶をたまわり⋯⋯

うそうそ!そんなのは無い。

まずはみんなでイスに座ってできるヨガ。

そして先生とかそういう呼び方禁止。

たまにそう呼んじゃってもOK。

「山口さん」がいい。

 

 

ヨガの後は、ポリヴェーガル理論の有用性を発表

 

まずはポリ理論についての発表。

うそうそ。

ヨガの後は、ノドが乾いたから、

大自然の中でスイカわり(笑)

 

 

特に大御所の先生からぐるぐる回されて、スイカを叩く。

いつもちょっと偉そうな先生は、全然違うところに行かされて、

叩く! あれっ! スイカないじゃん!

みんな大笑い(笑)定番の笑い。でもオモロイ。

みんなでスイカを食べて、お腹も、腹側も満たされる。

さてさて、次こそは真面目に取り組むよ〜

 

 

ポム学会でやる臨床現場の事例検討会

 

ある40代女性の複雑性トラウマの症例⋯⋯

うそうそ。

オフィスPomuの事例検討は、なんと、発表者自身、自分の事例を話す。

自分がどんな問題を抱えていて、

どのように向き合ってきたのか?

どんなセラピーを受けてきて、セルフワークをどれくらいやったのか?

それを赤裸々に語る。

 

もちろんプライベートな部分は多少出さなくてもいい。

でもそのプロセスをしっかり話してもらう。

そして、発表者をみんなでねぎらって、

どうすればもっといい支援者になれるかのアドバイスをみんなで考える。

それをやった人のみ、

いわゆる「事例」を話してOK。

発表者だけでなくグループワークで、

自分がどのようなことに、ここ半年、取り組んできたのかを話す。

 

ある時、大御所の先生が難癖をつけてきた。

「わしは40年臨床をやってきた」

「自分の取り組みの話はしない」

私は言った。「その40年、自分にどう向き合われたのですか?」

先生は黙ったまま。

何度も対話を重ねたが、改善の余地はなかった。

先生の抵抗パーツにも寄り添ってみたけど、岩みたいに頑固だったのです。

学会のみんなにも偉そうな態度は変わらないし、先生を学会から除名することに。

でも先生は自分から、もう来なくなってました。

 

さてさて、最高の場所で、

ヨガ、スイカ割り、自分の事例発表、

この方が心理の業界がよくなるんじゃない?

 


 

メルマガ読者さんの感想

ポム式学会、大賛成です。誰もが素直に当事者として参加する設定になっていたら、誰がえらいとか誰がたくさん論文書いてるとか関係なくなりますよね(私は元々無縁なんですが)。

当事者として自分のことをいかに振り返り、深めて語るかが大切。他の人はその人の役に立てるように関わる。そこから人と人のよい関係が育まれますね。

そこの土台があってこそ、ケースについても人として温かい姿勢で関わることができます。上から目線ではなく。そんな人を育てる、また育ちあう場が必要ですよね。

 


 

この学会⋯⋯その後はどうなっていくのか〜!

残りの記事も、あまり期待せずに、

私の妄想を、あたたかく見守ってくださいね(笑)

 

 

デモセッションから現場の臨床を学ぶ

 

仮にオフィスPomuが学会を主催したら、

ヨガ、スイカ割り、自分自身の事例発表、という話でした。

初日の午後は⋯⋯山口さんによるデモセッション。

事前にお願いしていた参加者にクライアントをやってもらう。

セラピーを受けた経験が少な目の人です。普段は支援者さん。

少し過覚醒的なテーマもある人

 

 

シャットダウンしてる系の人は、いきなりデモは難しいです。

だってお願いしたら迎合してOKです、と言う可能性もある

それにみんなの前に出るって難しいと思う。

というかライブもいいけど、動画の方がクライアントにも、いい気がする。

動画だと学ぶ人が何度も見れるし。

デモセッションに関しては色々あるけど、

真面目に語り過ぎると面白くないので、この辺で。

 

 

デモセッションでトラウマが解放!

 

山口さんによるデモセッション。

なんとクライアントのトラウマが60分で、解放された〜!

うそうそ!なんの解放も起きな〜い!

山口さんは心理教育しながら、

淡々とカフェで会話するように、

クライアントのリソースを一緒に探している〜

それだけ〜 どんだけ〜!(笑)

この業界初対面の人にトラウマ解放とかやっちゃってるけど、ありえな〜い!

初対面の人には「こんにちは〜」でしょ(笑)

あなたのこと少し教えてください。一緒にあなたのリソース探しません?

くらいでも十分ですよね。

こういうのが現場の1回目のセッションに役立つ。

もちろん、学びのために、

トラウマ解放のデモの動画とか総トレでは公開してます。

そして、1回目のセッションってこんな感じだよ〜

って、元ジャニーズの二本樹さんとかの動画を公開してます。

 

 

現場の臨床って地味。

でも、地味に着実に関係を作っていくし、

本人の強みとかリソース的なのを見つけていく。

そんな積み重ね。シンプルだけど奥深い。

サッカーで言うと、ドリブルの練習。

大谷選手のキャッチボール。毎日練習されてる。

 

 

デモセッションの解説では⋯⋯

 

山口さ〜んによるデモセッション。

デモではなく、ただのセッションの例。

デモの後は、デモの解説。そこではなんと、

山口さんは自分の改善すべき点を3つも解説。

よかった点は2つ。改善すべき点の方が多いんか〜い(笑)

でも参加者にはリアルな現場感が伝わった様子。

めでたし、めでたし。

学会の司会者が、言うんです。

山口先生の素晴らしいセッションでした! 

うそうそ。そんなコメントいらない。今回のセッションは参考になるってだけの話。

やり方を学ぶってのもあるけど、

デモは雰囲気を参考にするもの。

ありようを感じとるもの。

ありようを真似してもすぐにはできない。

さてさて、デモの後は、あまり頑張らず、3時には解散。はやっ(笑)

それぞれビーチでのんびりしたり。

温泉やサウナに入ったり。

 

 

学会の夕食の様子

 

その後はお待ちかねの夕食です。

なんと、豪華なフレンチのフルコース!うそうそ。

ホテルの裏にある畑に、自分の好きな野菜を取りに行く〜

 

 

そして、料理人さんが

サラダにしてくれて、蒸してくれたり、焼いてくれる。

土から出てきたばっかりのニンジンさん。

みずみずしい葉っぱもの。なんということだ〜

みんな畑で味見してる〜

ていうか、おいしすぎて、その場でバクバク食べてる〜

半分以上、畑で食べてしまった〜(笑)

 

夜はキャンプファイヤー。

火を囲んでまったりと過ごす。

意外にも深い話に発展する。

1日目お疲れさまでした。

2日目はどうなってしまうのか〜?

 


 

メルマガ読者さんの感想

自然農法の土づくりと同じだと感じます。「リソースから始めて、そこが育っていくようにする」ということ。そこの段階をしっかりしたら、自然の仕組みが働いて勝手に良い方向で育っていく、ということ。

一般的な学会というのは、いろんな肥料、いろんな農薬、いろんな農法の成果を部分部分で発表する場とも言えますね。

正しい土づくりをして肥料もいらなくなる、草取りもしなくていい、耕さなくていい、というのは、一般的な学会の思考回路ではなかなか受け付けられないでしょう。肥料や農機具の業者にとってはマイナスでしかないし。

 


 

 

ポム主催の心理学会、2日目の内容

 

朝は瞑想から始まります。

そして、午前はポリ理論についてのプレゼン。

パワーポイントを使ってのプレゼンです。

ちょ〜っと、まった〜

なんだそのスライド! それは禁止!

以下のようなスライドだった。

ネットから拾ってきたもの。内容は無視してください。

 

⬇︎

 

たまに見ます。こういうスライド。

これはもう、パワポのハラスメント。

略して「パワハラ」ややこしい(笑)

スライド ハラスメント。スラハラ(笑)

とにかく文字多すぎなのです!

どこを見ていいのか目が泳ぎます。

作った人の内面があらわれてるのかも。

 

よくある以下のようなスライドはどうでしょう?

いいのがなかったのでテキトーに作ってみました。

内容は無視してくださいね。よく見るやつです。

⬇︎

 

なんかスッキリはしてますよね。でも私的には、これもパワポ ハラスメント。

だって字が多い。これが、どんと出てきたら、読もうとしてしまう。

1つずつアニメーションで出てきたらまだマシだけど。

それでも私はやらないですね。

スライドは見るもの。プレゼンしてる人が言葉でしゃべってる。

そのサポートするのがスライド。

人は聞きながら同時に読めないのです。

 

 

ポム学会では、さっきスライドを4つのに分けるんです。

 

4つに分けると以下のようになります。

スライド1「ポリヴェーガル理論」だけが書かれてる。

そして言葉で3つのポイントを説明していきます。

スライド2「3つの神経系」

スライド3「覚醒レベルをモニター」

スライド4「全てが説明できる!」

というのがオススメです。

これだと読まなくていい。

この文字数だと見る感じになる。

画像だけを見せるのもいい方法ですよね。

「18」とだけスライドに書いて、

これは何の数字でしょう? みたいなのもあり。

 

スライドに多くを書きたいのは、

それを見ながら喋りたいんだと思うんです。

でもそれは話す人の都合。

聞く人のためのプレゼンですよね。

もしスライドを配布するなら、配布用と見せる用を別に作る。

ポム学会ではスライドがシンプルだから、

何を言うか忘れてもOK〜

頭、真っ白になっちゃた〜 てへっ!(笑)で大丈夫です。

ていうかここぞという時のプレゼンは、何回も練習すれば大丈夫です。

とにかく、スライドの作り方は、ネットで検索したら30分で学べます。

 

 

もう一つ禁止すること

 

あと、禁止することは⋯⋯懇親会での自慢話(笑)

大御所の先生が、ずっと偉そうに語ってる。

みんなは聞いてるしかない、みたいな。

本当にためになる話と、付き合わされてるのって違うと思う。

ポム学会ではハラスメント的なこと、すぐに報告がくるようになっている。

1回目は注意。再度やったら除名です(笑)

やばい本当のハラスメントは1回でアウトだよ〜

 

色々なことを禁止すると、やりづらくなるどころか、

どんどんみんなが楽になる。

スッキリしたパワポで疲れない。

懇親会も気楽に参加できる。

これが常識になりつつある。

 

————

 

私が作ったらこんな感じのスライド。

画像だけのスライドもあるし、文字数はかなり少ない。

⬇︎

https://pomupomu.info/posture/

 

私の親友はプロのグラフィックデザイナー。

その人のスライド、ちょー洗練されてる。

見てるだけで気持ちよくなる。

それで動画を作ったら、とてもいい感じです。

この記事の下にある「7つの無料動画」を登録して視聴してみてくださいね。

 


 

メルマガ読者さんの感想

パワハラ、スラハラ、笑えます! 厚労省の資料なんか、読めないほど大量の文字と図でごちゃごちゃです。全てをそういうスライドに仕上げてしまえるのは、官僚の一種の職人技でしょうか。

私はそういうのについていける脳の仕様になっていないので、さっぱり分かりません。あれはハラスメントだったんですね。逆に、山口さんの表現やテンポが入りやすいのは、そういうことなんですね。

 


 

1つのスライドに詰め込めるだけ詰め込む、というのは

「企画書を紙一枚にまとめる」という昔からの名残りなのかも。

そう言ってた人もいました。

 

 

仮にオフィスPomuが学会を主催したら。

<< 1日目 >>

ヨガ

スイカ割り

自分自身の事例発表

デモは地味にリソース

夕食は畑の野菜

 

<< 2日目 >>

パワポのハラスメントは禁止

懇親会での自慢話も禁止

最終日はどのなってしまうのか?

 

 

ある登壇者がポリヴェーガル理論について発表

 

パワポには「ポリ理論を活用」とだけ書かれている。

文字が少なくていいですね〜

でも、その時です!

パワポを写してるスクリーンが! 真っ赤に!

そしてサイレンがなりました! う〜!!! ヴ〜!!!

ポム学会では、何かを発表する時、まずは「自分に実践する」必要があるのです。

例えば、覚醒レベルを0〜100の数値でモニターする。

 

 

これをクライアントにやりました! という発表だけは、できないのです。

まず自分が、しばらくやってみてどうだったのか?

それを前半で話す。その後でクライアントにやってみた結果を話していい。

でも自分に実践してなかったので、サイレンが鳴り響いたのです(笑)

学会だから研究者の人もいるわけです。

そういう場合は少しだけゆるく対応してもらえる。

少しは実践してねって感じ。

 

 

余談ですが、今の常識って未来の非常識

 

対人支援のアプローチもこの100年で大きく変わった。

今後も多少は変わっていく。進化していく。

だから自分は間違っている、そう思っておく。

そんな空気を大事にやっていく。

 

さてさて、学会の最後は、大会長によるご挨拶⋯⋯

大御所の先生たちによるパネルディスカッション⋯⋯

うそうそ。

それよりも、畳の部屋でゴロゴロする〜

眠い人はマジで寝る〜(笑)

 

 

そんなグループもいれば、庭に出て、少人数でこの学会の振り返りをする。

語り合う人たち。もしくはビーチで犬と遊ぶ人たち(笑)

外に出る場合は裸足の人も多い。

これで余計な電磁波とか不要なものがアーシングで地球に流れる。

 

これは本当に学会なのか? リトリートなのか?

名前なんてどうでもいいですよ〜

支援者さんはみんな頑張ってる。

だからこそ必要なことは、少しの学びと自分に向き合うこと。

それと、遊んだり、休むこと。

オフィスPomuの総合トレーニングでは、そんなことを大事にやってます。

対面でもオンラインでも、最後に少し寝るとかもやる〜

他にも色々やってる〜

あっ! まだスイカ割りやってない〜!

まだまだ改善の余地が⋯⋯反省(笑)

 


 

総トレ参加者の感想

自分のことを感じたり、自分に向き合う機会を作らないで生きるありようは、現代社会でピークに達しているのでしょうね。

そんなことを感じていたら、学校に適応できない、職場に適応できない、回りからダメ出しされてつぶされてしまう、虐待環境を生き延びられない、戦場で生き延びられない、だからこそ過覚醒やシャットダウンで生きるようにレールが敷かれているようなものでしょう。そのレールからついにドロップアウトするまで、その路線でがんばらされてしまうというか。

そういうレールから離れた、ゆったり自分のペースを大切にできる場所が、総トレやポム学会のあり方とかなんでしょうね。そういう場を増やしていくのが、今必要なんだなあと思います。

いわゆる専門療法としての特殊治療や救急治療は大事ですが、それのみが「専門家」であり、正しいことだと思いこまされているのでしょう。

日本では古来から日本漢方が発展してきたのに、明治に入って漢方は医療のうちに含めず異端扱いみたいになっていました。「専門家」=「西洋からの科学・技術」となってきたんだと思います。こんなふうに、常識があっさり作り変えられます。終戦を境に「鬼畜米英」「軍国主義」から「民主主義」にあっさり移行して振り返りがされなかったのも典型です。

人の生き方や健康にとっては、日常のあり方を整えることが根本ですよね。そこが軸だと思います。それができるような環境の一つが総トレであって、ポム学会で伝えようとされていることですよね。私はそういう感覚でいるので、先日の総トレも居心地よく自然な感じでいられました。