よくある誤解を明確にするために、この記事をお届けします。

ソマティック心理学とパーツ心理学についてです。

後半では、普段の臨床で役立つポイントもお伝えしていきますね。

臨床家にとっての言葉や構造の話です。

 

ソマティックとパーツ心理学を明確にする

 

カウンセリングのクライアントと話してる時、、、

トレーニングに参加している支援者と話している時、、、

んっ? って思うことが、たまに、あるんです。

話が噛み合わないなんてことも。

そこには、ある誤解があったのです。

 

この2つの組み合わせが最強

私よく、言ってますよね。

ソマティックなアプローチ大事ですよ〜。

パーツ心理学も大事ですよ〜。

組み合わせると最強ですよ〜。

この辺で話が噛み合わない時があったのです。

どういうことか?

 

ソマティック心理学の意味

「ソマティック心理」というのは、、、ある1つのメソッドではないのです。

要するに、ソマティック心理学、というのは、いくつものメソッドで構成されたものです。

ゲシュタルト、ハコミセラピー、ソマティックエクスペリエンス、フォーカシング、

日本ではこの辺がメジャーですよね。

海外なんかでは、山ほどソマティック的なアプローチがあります。

 

海外のソマティック系のトレーナが作っていく

海外の有名な講師、トレーナーが、どんどん新しいのを作っていきます。

私のオリジナルメソッドという感じで。

自己主張が強いのかもですね(笑)

いい意味でも、悪い意味でも。

 

話を戻しますね。

「ソマティック心理」と「フォーカシング」は同列にないということです。

明確でしょうか?

体に働きかけるアプローチ、、、山ほどありますよね。

タッピングだってそう。ボディーワーク的なことだってそう。ある意味、ヨガセラピーだって。

そんな数々のメソッド、そして、そこにあるエッセンスや原理原則、、、

その総称を「ソマティック心理学」と言うのです。

 

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このようなことです。

それにしても、総称って響き、、、なんかカッコいい!(笑)

 

 

パーツ心理学を明確にする

 

これはパーツ心理学でも同じです。

ありとあらゆる心理療法の中に、パーツという概念があります。

数々のメソッドや心理療法、そのエッセンスや原理の、、、

その総称がパーツ心理学。

やっぱいカッコいい、、、総称って響き!(笑)

 

心理学の歴史

フロイトもそう。ユングもそう。家族療法のサティアだって。

NLPとか、TAとか。

ほとんどの心理療法の中には、パーツ心理学というエキスが入っています。

パーツ心理学は、心理学の歴史と共に発展してきたのです。

 

注目される内的家族システム療法

ただ最近はトラウマセラピーという分野、トラウマ、PTSD、解離、そのような臨床をずっとやってきて、

欧米の臨床家が、従来あったパーツ心理学的なエッセンスをトラウマセラピーに応用するようになってきたのです。

それが、内的家族システム療法だったり、自我状態療法だったり、その辺がたまたま日本に入ってきている、というだけのことです。

 

ソマティックとパーツの組み合わせ

だから、私が「ソマティックとパーツ心理」と言っているのは、

沢山ある心理療法の中のBとFが大事だと思う、という意味ではないのです。

食事で言うと、ニンジンとキャベツを食べましょう、ということではないのです。

野菜も大事、穀類も大事、みたいなことです。

 

 

心理臨床のスキルをアップさせる2つの要因とは?

 

さっきの「ソマティック心理」と「フォーカシング」が違う階層にある、ということを、まず知る必要があります。

どんな言葉がどんな階層にあるのか? を明確にしましょう、ということです。

その流れでもう一つ、現場の心理臨床で大事なポイントをお伝えしますね。

まずエピソードを紹介させてください。

 

ある家族との出会い

最近、神戸で毎日のように雨が降っていたんです。

私の家のすぐ裏は山。雨だから人が出歩いてない。

なので山で、ある生物に出会ってしまった。

ある家族に出会ってしまった。イノシシ家族(笑)

いつものように犬たち2匹と夕方の散歩。

そうすると10m向こうにイノシシ親子が〜!

 

 

イノシシの親が、こどもを守りながら歩いてるのを見てると、とってもホッコリします。

お母さん(たぶん)が先頭で、こども達がヒョコヒョコついて頑張って坂道を登ってる。

この瞬間、この文章を書いていてもホッコリしてきます。と、同時に、恐怖で「ヤベー!」

だって、こどもを守る親イノシシは危険!

犬たちを抱っこして、逃げてきました。

ゆっくり逃げながらも、そのイノシシ親子をいつまでも見ていたい私がいました(笑)

この「ホッコリ」と「ヤベー」複雑です。葛藤です(笑)

どんなことにも2つのことが混在しているのかもしれません。

 

〇〇と〇〇で臨床スキルがアップ

この話の流れで、〇〇と〇〇が臨床でとっても大事なのです。

さっきの2つのことが混在している、、、〇〇と〇〇?

この2つを意識すると、スキルがアップします。何だと思いますか?

「ホッコリ」と「ヤベー」ではないですよ〜(笑)

〇〇と〇〇は、、、「抽象」と「具体」です。予想外ですよね。

この2つを意識して毎日、現場でカウンセリングしています。

説明しますね。

カウンセラーが言葉を使って何かを伝える時、、、その言葉が抽象的なのか、具体的なのか?

これ、めっちゃ大事です。

例えば、クライアントが「自由になりたい、フラッシュバックのない毎日が、、、」みたいなこと3分くらいで語ったとします。

カウンセラーはどんな言葉を使って、クライアントに話しますか?

「自由になりたいのですね」というように伝えるのは抽象的ですよね。

逆に、「フラッシュバックに振り回されない日常を過ごしたいのですね」これはより具体的ですよね。

 

支援者であるカウンセラーの言葉選び

だからカウンセラーが言葉を発する時には、選択肢があります。

どれくらいの抽象度の言葉を使うのか?

もちろん他にも山ほど「言葉の選択」に関わる要因があります。

でも、この抽象と具体。これは意外に意識されてない人も多いのではないでしょうか?

 

抽象的な言葉を使うと、、、包括的だけど、わかりずらい。

具体的な言葉だと、、、包括的でないけど、わかりやすい。

メリットとデメリットがあります。

今回の記事もそうです。抽象と具体が色々散りばめられています。

遭遇した「イノシシ家族」とか。「いのちゃん家族」というのは、より具体的(笑)

抽象と具体、意識してみると新たな発見があるかもです!

 

 

まとめのポイント

 

今日の内容、、、明確に分かっている人もいると思います。

より明確になった人もいると思います。

あら、ちょー勘違いしてたわ、なんて人もいると思います。

 

抽象と具体というのは、心理の世界で学んだことでありませんでした。

他の学問で学んだことを応用するのも興味深いと思っています。

探求してみくださいね。

 

 

 

 

 

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