闘争、逃走、フリーズ、第4の防衛反応とは?

 

トラウマセラピーでよく言う「闘争、逃走、フリーズ」

辛い時に、トラウマの時に、自分を守るためにやることです。

防衛反応と言います。戦って、逃げて、できない時は、フリーズする。

それだけではなかったのです。4つ目があるのです!

それを知っておくことは必須です。

長年のトラウマ臨床から、現場で役立つようにお伝えしていきます。

まずは動画をどうぞ。

⬇︎

 

トラウマや虐待時の防衛反応をストーリーで解説

 

まず闘争、逃走、シャットダウンをストーリーで説明しますね。

その理解があって4つ目の防衛反応がより明確になります。

ある夏の日、ヤバイ奴が「カネ出せや〜!」って近づいてきました。

タトゥーが入っていていかにも胡散臭くて、悪そうな奴です。

こんな感じ?(笑)⬇︎

 

 

あなたはどうなりますか? まずは、びっくりしますよね。

でもタトゥー野郎がしつこいから「やめてください!」と

言葉で抵抗しました(闘争反応)

でも、全く聞く耳を持たないタトゥー野郎。

次に、逃げようと、周りを確認しました(逃走反応)

でも、「逃げれない、、、」そう思ったのでした。

そうすると、しばらくして、怖くなって、諦めモードになる(フリーズ反応)

あなたは、たった何十秒の間に色々とやっているのです。

自分を守るために頑張って対応するのです!

 

闘争、逃走、フリーズ、4つ目もある!

で、4つ目があるのです。何だと思いますか?

言い返してもだめ、逃げれない、固まっちゃった⋯⋯ 他にも対応策があるのです。

ヒントは英語です。タトゥー野郎に英語で言い返すのです。

「お前、なめとんか〜!」てね。という冗談はさておき(笑)

闘争、逃走、フリーズ、これを英語に直すと、Fight, Flight, Freeze

よく3Fなんて言われてる。

実は、4つ目もFなのです。Fawnです。

ファーン? ファン? そうです。ファンになることです(笑)

直訳は媚び諂う。媚びる。特に、何度も繰り返される虐待などはこの傾向が強いです。

だから、タトゥー野郎が何度もカツアゲしてきたら、

やりたくないけど媚びるのです。

「おしゃれなタトゥーですね〜」というように。

本当は心の中で、「クソきもいタトゥー!」って思っていても(笑)

仕方なく「これだけしか財布になくてスミマセン」というようにゴマをするのです。

スリスリ。そうやって相手のご機嫌をとるのです。

「まあ、この辺で許しといたるわ」そう言ってもらえるように。

それが一番害が少ないのです。これも立派な自分を守る方法。

 

Fight, Flight, Freeze, Fawn….

4Fなのです。海外で、何年か前から言われてきたことでした。

実はこの4F、意外にも奥深いんです。

フリーズすることなんかもオモロイことが色々。

まあ、でもタトゥー野郎との話、なんかスッキリしない!

タトゥー野郎がムカつきませんか? 実は話の続きがあるんです。

 

話の続き(タトゥー野郎の末路)

実はタトゥー野郎、先日も駅前でカツアゲしたらしいのです。

そうしたら、その相手が、な、な、なんと、、、覆面警察官!(笑)

そして、すぐ逮捕! 

他の犯罪もたくさん出てきて、かなりの懲役を食らったらしい。

あ〜スッキリ〜!!!

 

※ この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません(笑)

 

虐待と媚びる傾向

継続した虐待(発達トラウマ)では媚び諂う傾向が、思った以上にあります。

虐待環境では、こどもは加害者である親の

言いなりになった方が虐待が最小限におさまるのです。

現実にこれをするのは、辛いです。悔しいです。

でも、最悪の状況での最高の戦略でもあるのです。

DVや性的トラウマでも、媚び諂う戦略がとられます。

 

 

媚び諂う防衛反応を現場の臨床でどうするのか?

 

臨床の現場で支援者として、媚びへつらうをうまく対応するためには⋯⋯

それは、このブログを読むことです! 

はぁ!? どういうこと? ですよね(笑)

 

 

このブログを読んで、支援者であるあなたが、まずは「媚び諂う」ということが

防衛反応だと知ることです。

トラウマを抱えた人には、大なり小なり、それがあると頭の片隅に置いておくこと

だから、このブログを読んでいるあなた、さすがっすね〜。

知らない支援者は、多いです。

今回知ったあなた、すごいですよ。凄すぎて、知的で、、、

もう、媚びるのやめます(笑)

別に媚びてないか。ただの事実です。

 

媚び諂うが最高の戦略だったという心理教育

カウンセリングの現場で「媚びる」に支援者として、どう対応するのか?

まずはそういう戦略が仕方なかった、

自分を守るためだったと理解してもらうのです。

クライアントの多くは、そうしてしまった自分を弱いと責めていたり、

情けないと思い込んでいたりします。

最高の戦略だった。こどもの当然の反応だった。

心と身体の自然の反応だと理解してもらうことです。

自分を守ためにも、加害者を怒らせないためにも最善の策だったのです。

というように丁寧に心理教育を自然な会話の中でやっていきましょう。

 

今の対人関係で媚びるパターンに気づく

そして、これらの媚びる傾向が今現在の対人関係において

パターンになってないか探ることも大事です。

大人になって、そうしなくてもいい人にも媚を売っている可能性があります。

この辺を何とか改善していかないと、

自己愛の歪んだ人や加害者的な人にターゲットにされやすくなります。

媚びる傾向があると、搾取されやすいのです。

加害者はその辺の嗅覚が、ものすごく鋭いのです。犬並みです(笑)

そして人をコントロールして、媚させるのです。

媚を売る傾向は、無意識的に繰り返され、本人も気づいてないこともあります。

そういうパターンになっていることに気づくことがまず大事

ここを改善するにも、以下のことが大事になってきます。

 

媚びる傾向を改善させる秘策とは?

「媚びる」これを改善しようとすると、よくあるのが、、、

「媚びる」ここだけをみて何とかしようとしする。

媚びる、これだけにフォーカスしてしまう。

ええやん! 何が問題なの? そう思われるかもしれません。

でも違うんです。「媚びる」これを理解したり、これを改善しようとする時、

「媚びる」これを構成しているものは何なのか? と質問してみるのです。

要するに、「媚びる」を分解するのです。

 

 

説明しますね。媚びる、これを分解すると、

「自分より相手を優先させる」「人を怒らせないか心配している」

とか想像できると思います。ここを緩めていくんです。

さらには、「自分の感情がわからない」「自分という感覚が少ない」

だって、人を優先させているから自分の好き嫌いとか、

感情や感覚が分かりにくいのです。

ここを育てていく。

 

もっとあります。「媚びる」これを分解すると、

「自分軸が弱い」「相手軸が強い」という傾向も。

だからこそ自分軸を育てるサポートをするのです。

 

さらには、「バウンダリー」のテーマも関係してきます。

だって、媚びる行為は、相手を侵入させること。

だから、バウンダリーが破れている、壊れている、とも言える。

バウンダリーを構築させるサポートをしましょう。

あげるとキリがないですが、

「虐待時に我慢していた自分」みたいなこともありますよね。

「嫌だ!という表情を我慢した」というようなことも。

だからそれをセッションでやれる機会を作るのです。

 

まとめると、「媚びる」を改善しようとするのではなく、

分解した1つ1つを改善していくのです。

カギかっこで太字にした部分です。

それらを1つずつ育てていくのです。ここからがもっと大事。

 

 

分解の法則という原理原則

 

これは多くのことに当てはまります。

人が怖い、強迫がある、うつが酷い、何でも同じです。

構成しいているものを1つずつ明確にする。

私が勝手に命名した「分解の法則」

1つの原理原則を知れば、多くのことに応用できる。

シンプルなテクニック、テンプレートは、応用が効かないのです。

でも、原理原則は多くの状況で応用できる。だから価値が高いのです。

すなわち現場でとっても役に立つのです。

 

今回のような現場で役に立つ原理原則

今回ご紹介した「分解の法則」

そのような原理原則が、たくさんあります。

それをもっともっと、総合的に学びたい人は

総合トレーニング(1年コース)でお待ちしております。

メルマガでのみ募集しています。

まだの人は、まずは下の無料動画セミナーにご登録ください。

メルマガに自動で登録されます。