コスパ、タイパ、生産性などが重要視される現代。
対人支援者にとって、これらは本当に大事なことなのでしょうか?
「できるだけ安い講座で学びたい」
「できるだけ早く相談者を改善させたい」
それも自然ですよね。
だからこそコスパ、タイパ、生産性、この3つを深めていきます。
深めたことで、わかってきたのです!
あなたが楽になって、現場の対応力をつけるヒントになると思います。
コンテンツ
「コスパよく学びたい」
支援者がそう思うのも自然です。
・無駄な講座は避けたい
・効率よく成長したい
・できるだけ安く済ませたい
あるよね〜
でも、ここに一つ、大きな落とし穴があります。
それは⋯⋯「深まらない学び」になること。
どういうことか。
うちの愛犬ポム。
コスパとか、一切気にしてない(笑)
のんびり散歩して〜
気持ちよく昼寝して〜
めちゃくちゃ非効率(笑)
でも、めちゃくちゃ満たされてる。
見てるとわかる。「ポム、ちゃんと生きてるな」って。
でも現代人は、コスパを気にしすぎて、大事なものを見失ってる〜
心理の学びも同じです。
コスパを重視しすぎると、
・技法だけを選ぶ
・短期間で学べるものを選ぶ
・結果が出やすいものを選ぶ
思い当たります?
学んだ時は理解できるし、
「これ使えそう!」ってなるよね。
でも、実際のセッションで、クライアントが来た瞬間、
「あれれ?」「どう使うんだっけ⋯⋯」
そんな経験ありませんか?
さらに、この10年で3000円の書籍、何冊買ったんだろう?
100冊買ったとしたら30万円。
もちろん本を読むことも大事です。
でも、本当に現場で使えるのでしょうか?
3万円のZoomセミナー。
1年に3回参加するだけでも、10年間で30回になる。
合計60万円です。
そこまで現場の対応力に繋がらない事例検討会。読書会とか。
コストと時間だけ消費することになる。
なぜ支援現場で学んだことを使えないのか?
なぜうまく使えないのか?
それは、土台がないから。
支援者の学びは、
・原理
・構造
・順番
ここが土台。
でもコスパを優先すると、これらを飛ばしやすい。
料理で言うと、レシピだけ、たくさん知ってる状態。
でも、火加減がわからない。順番も曖昧。
これだと再現できない。
心理も同じ。技法はレシピ。
でも大事なのは
・どの状態で使うか
・どの順番でやるか
・どこまでやるか
ですよね。
では、どうすればいいのか?
シンプルです。
何を学ぶのか? その時に、「コスパ」で選ぶのをやめる!
「深まるか」で選ぶのです。
繰り返しコツコツ実践することを大事にしているか?
これ、コスパ悪く見えますよね(笑)
でも、これが最後に一番伸びます。
だから、結局コスパがいい。
「ポム的コスパ」(笑)
ポムは、急がない。
ポムは、コスパとか気にしない。
だからこそ、最強のプレゼンスを身につけてる。
「それ、増えてるだけ?」「それ、深まってる?」
この問いを、一度だけ自分に向けてみよう。
もし「増えてるだけかも」と思ったら、
新しいものを足す前に、1つを深めてみよう。
それだけで、学びの質が変わるかも〜
相談者に早く改善して楽になってほしい!?
「早く良くなってほしい」
その気持ち、本当にクライアントのために言ってますか?
・長引かせたくない
・早く楽になってほしい
・効率よく改善してあげたい
支援者なら誰もが思う。
でも⋯⋯ここに一つ、見落としやすいズレが〜!
「タイパ思考」
短い時間で変化させたい! それが強くなると、
・早く核心に入る
・早く感情に触れる
・早く変化を起こそうとする
急いじゃう〜(笑)
よくあるセラピー場面。
クライアントが、少し迷っている。
もしくは、心と体で、プロセスしてる。
沈黙がある。
その瞬間「何か進めないと」そう思って、質問を重ねる。
その場は動く。「進んだ感じ」がする。
でも本当は、その沈黙こそ必要な時間だった。
結果、どうなるか。
後でしんどくなる。症状が戻る。
もしくは、来なくなる。
待てない心理セラピストの悲劇の物語(笑)
ここで少しだけ、ポムの話。
散歩してると、急に止まる。
匂い嗅いで、全然進まない。
同じ場所で、ずっと止まってる(笑)
ポムは「その瞬間」をそのまま生きてる。
それを無理に、引っ張って進ませたら、どうなるか?
ポムがキレる!(怒)
引っ張るな〜!
いい香りを楽しんでるんや〜!
トラウマからの回復には、相談者のペースがある
早すぎると崩れる。
リハビリと同じです。
無理に負荷を上げると、悪化する。
セラピーも同じ。
大事なのは
・その人のペース
・その人の許容量
・その人のタイミング
じゃあ、タイパはダメなのか?
いえいえ!
タイパは「結果」として出るもの。
最初から取りにいくものじゃない。
この3つです。
・順番を守る
・土台を作る
・相手に合わせる
これをやると、結果的に、効率よく変化していく。
これが本当のタイパ。
ポム的タイパ(笑)
「止まれる人の方が、結果的に進む。」
「今、早すぎてないか?」
そう思ったらポムを思い出してみよう。
急いだらポム怒っちゃう〜(笑)
もし少しでも「早いかも」と思ったら、いったん止まる。
それだけで、セラピーの質は変わるかも〜
本当のコスパ、本当のタイパ、お伝えしてきましたね。
次は、生産性の話。
まず考えてもらいたいのが⋯⋯
セッション、流れ作業になってませんか?
病院でも、企業でも、カウンセリングセンターでも、
・効率よく仕事しよう
・無駄を減らそう
・たくさんの人に提供しよう
その通りです。
でもここで、気をつけたいことがあります。
支援者は不安になると準備しちゃう。
無意識に、組み立てちゃう。
ギクっ!
私も昔は準備しまくり〜!(笑)
まあ、特に経験が浅いうちは準備したり、振り返りが学びになる。
問題になるのは、事前に準備したものを、セッションでやっちゃうんだよね〜
何かのワークとか。特定の質問とか。〇〇アプローチとかを。
で、流れ作業にもなる〜
これが悲劇の始まり(笑)
その場では、いい感じに進んでる風。
でも、長い目で見るとあまり改善してない。
これ長年やってる支援者にも当てはまる。
それなりに、うまくやれてる。
自分のパターンみたいなのが出来ちゃってる。
でもそれを手放すといいんだよね〜
いつもの自分を手放すと、オモロイことが起こる(笑)
まとめると、準備、いつものパターンを手放す!
そして、クライアントの「今」を見る。
今を感じるのです。
2人の今の関係性を感じるのです。
そこを見ないと、支援はすぐに流れ作業になります。
トラウマからの回復って、そんなに整ってない
もっと、揺れるし、戻るし。
その瞬間にだけ起こってることある。
私も昔、無意識に型にはめようとしていた。
相手は相談者ではなくポム。
ポムがこどもの頃。
お手! お座り! やってみたんだよね。
ドッグトレーナーのプライベートレッスンも受けてみた。
こう教えて、こうできたら、こうやってオヤツをあげる。
いわゆる正しいやり方です。
でも、なんか違う(笑)
ポムっぽくない。
すぐにやめました。
私はポムに、人間の都合のいい型をはめたくなかった。
自然に、ゆったり、ポムらしく生きていてほしかった。
人も同じです。
それぞれに、ペースがある。
タイミングがある。
プロセスがある。
それを無視して、こちらの型にはめても深い所は動かない。
じゃあ、生産性はダメなのか?
違います。生産性は必要です。
でも主役じゃない。
主役は、目の前のクライアント。
主役は、目の前の今。
そこを丁寧に見ていくと、結果的に改善は早くなる。
遠回りに見えて、それが一番無駄がない。
これが、本当の意味での「生産性」
ポム的生産性(笑)
最後に。
「今、流れ作業になってる?」
「準備したことを、当てはめてない?」
セッション中に、少しだけ立ち止まってみよう。
主役は、自分の準備ではなく、目の前の「今」だから。
そしてポムは、お手、お座り、
やってませんが、幸せにそうに生きてる〜(笑)









