カウンセリングの現場ってこんな感じです

 

今回はちょっと
違った角度から、
カウンセリングを効果的にする

エッセンスを…
ストーリーで。

そしてカウンセリングの
現場ってこんな感じですよ、
というのが伝われば幸いです。

ちょっと長いかもしれませんが

じんわり伝わるといいな〜。

 

エアコンが壊れたことからはじまる….

 

先日、
家のエアコンが壊れました。

なんか1年前くらいの
メルマガでも、

トイレ壊れました事件」をお伝えしましたよね。

壊れる系、多い(笑)

 

壊れたと言っても
除湿の機能が働かないんです。

暖房、冷房は
ちゃんと動きます。

でも除湿の方がよく使うんです。

「こりゃ困った」

 

 

内的な葛藤….

 

こんなこと考えていました。

「もう5年も使ったか〜」

「そろそろ買い替えか〜?」

「でもまだ5年だしな〜」

変化を受け入れられないのです(笑)

 

スイッチを消したり
つけたり
何をやっても「除湿」さんは、
反応しない。

話はこれからですよ。

臨床のエッセンスです(笑)

 

その後、
ネットで新しいエアコンを
ちょっと調べてみる….

気持ちはちょっと
複雑なんです。

今のエアコンもまだ5年だし….

ものを大事にしたい….

でも寿命なのかも….

みたいに。

 

 

とにかく調べる探求する….

 

諦めがつかず、
次に試したのは

ネットで検索「除湿 壊れた」

でもイマイチ
参考になりません。

 

「やっぱり買い替えか〜」

でも、いつもの臨床の時の

「くせ」なのか….探求し続けました。

 

なんかちょっと楽しくなってきて(笑)

なんとか解決したいという
欲求がふつふつと。

 

 

専門家にアドバイスを求めることに….

 

諦めがつかず、
とうとうエアコン修理会社にTEL。

 

相談したところ、

「ウチは業務用しか扱ってないんです…」

あちゃ〜。

私「すいませ〜ん」

でもその方
丁寧にアドバイスをくれたんです。

「まずはリモコンが機能してるかを疑う!」

お〜。

 

リモコンとは「盲点」だった!

本体ばかりに気を取られていた〜(笑)

そして、新しいリモコンを
アマゾンで注文しようとした時、

家にあるエアコン全て

「白くまくん」だと気づきました。

 

 

とにかく試してみる…..

 

自然と1階の事務所の
リモコンを持って2階へ。

「まさかつかないでしょ〜」

「白くまくんでも違う機種やし〜」

半信半疑で、スイッチを押すと…..

何と動くではないですか〜!

えっ、うそやん!?(笑)

 

そしてしばらく
つけたり消したりすると….

除湿も、動いてる〜!
こんなことあります?

 

 

カウンセリングの現場の感じ伝わります?

 

カウンセリングのエッセンス
見つかりましたでしょうか?

えっ、どこがって?(笑)

沢山ありましたよね。

ホンネでは、
「解釈」は皆さんに委ねたいところです。

 

でも臨床の経験が浅いと、
分かりにくいかもしれませんね。

だって、エアコン壊れて
色々試してだけやん!

と言われそう(笑)

エッセンス、1つずついきましょう。

 

 

枠という話

 

人は自分の

パースペクティブで物事をみてしまう。

自分の枠で物事をみると ….

偏ります。

 

今回の話でも、
エアコンの本体ばかりに気を取られていた。

リモコンが機能してないかも
しれないですよね。

そのような視点がなかった。

カウンセリングの現場でも
〇〇障害とか、

余計な知識に酔ってる
カウンセラーは

偏ってしまいます。

知識や経験が
偏りを作る出す要因でも
あることを知っておきましょう。

 

 

専門家の知恵を知る

 

専門家のアドバイスを
素直に聞くことも大事なのです。

色々試行錯誤することを
省けますよね。

専門家はヒアリングして
「リモコン」ってすぐに提案出来たのです。

 

専門家は
見えてない部分、
知らないことを示してくれるもの。

ただ寄り添って
くれるのではなく、

新たな、知りもしない
提案をしてくれるのです。

カウンセラーは
そういう提案力や情報提供など

必要です。

それは、答え
でなくてもいいのです。

カウンセラーは
ヒントしか持っていないのです。

そのヒントを元に
一緒に色々探求する。

それが現場なのです。

 

 

セラピーは試行錯誤

 

クライアントと
セラピストで作り上げるのです。

エアコンさんと
私で奏でるハーモニー(笑)

1階のリモコンを2階で試す。

普通はやりませんよね。

だから、常識的に考えないという視点も大事。

 

まっさらな状態で
クライアントさんの状態や
プロセスを観察する。

決めつけない。
過去の情報をあてにしすぎない。

 

カウンセリングの現場は、

クライアントに合わせて
作り出していく、そんな時がほとんどです。

 

 

周辺をみること

 

そのもの自体を理解したければ、
その周辺にあるものをみる。

このような視点が大事。

今回で言うと、
エアコン自体をなんとか
したければ、

それに関係する周辺の
ことを1つずつみていく。

カウンセリングの現場でも
強迫的な行動を
なんとかしたければ、

そのこと自体もみるけど、
それの周辺をみる

ということです。

 

例えば、強迫について解決したいとしますよね。

強迫の奥には
何があるのか?

強迫を助長しているものは?

強迫と関係している感情は?

強迫と減らす要因とは?

この辺を一緒に
探っていくということです。

 

 

カウンセラーとしての、ありよう

 

目の前に解決する問題が
あっても凛としているありよう。

諦めない、姿勢というありよう。

柔軟に解決を探すというありよう。

淡々と自然体でというありよう。

そんなことが
ちょっとでも伝わったらいいなぁ。

 

葛藤することも
自然ですよね。

あれッ
なんでよくならないかなぁ?
って感じで。

カウンセラーも人、
その辺のおじさんです。

焦る時もあるし、
諦めたくなる時もあるし、

それでもなんとか
やっていく。

そんなことかな。

 

 

その他の解釈は?

 

その他にも
いくつかありそうですが、

そこは
皆さんに委ねますね。

どの立場であれ
支援者でも、そうでなくても

伝わったことがあったのでは
ないでしょうか?

それぞれの立場で
今必要なことを受け取って頂ければと思います。

 

その後…..

エアコンの除湿、
機能する時もあるし、

しない時もある。

こんなことよくありますよね。

 

この件で
エアコンさんとの関係が
深まった気が(笑)

そのうち買い替えるような気も
していますが….

でもこのプロセスが
今回の記事のネタになったし、

よしとしよう(笑)

 

 

ぽむ
試して、探求して、一緒に頑張る〜 🎶

 

山口のぶき
エッセンスをまとめたね〜。

 

ぽむ
おっ〜! あきらめるな〜!