かぼちゃの心理学|フラッシュバックと自責を乗り越える身体

 

今日、北海道から無農薬無肥料の野菜が届いた。

その中にヤツがいた。

ボーリングの玉かっ! くらい大きくて。

なんとも言えないいい感じの深緑の⋯⋯カボチャさんです。

かぼちゃ、身体、フラッシュバック、自責、体験、新しい世界との境界線⋯⋯

そんなお話です。

 

かぼちゃ、身体、フラッシュバック、自責

 

たま〜に近所のスーパーで切り身を買うことがありますが、

ひと玉のカボチャと出会うことは、年に3回くらいだ。

すぐ使いやすいように小さくする作業。

カボチャさんを「ドスン!」まな板の上に乗せました。

 

「な、なんという存在感だ(笑)」

私は今までの人生で、50玉は切ってきた。

それなのに、カボチャさんを目の前に、ちょっと気合を入れてる私(笑)

 

かぼちゃに、いざ入刀

いざ、包丁を持って、カボチャを切る!

うおりゃ!

あぐッ⋯⋯

包丁が半分入った所で抜けなくなる(笑)

くそっ!

その瞬間、様々な思い出がフラッシュバックする。

カボチャに包丁がスタックして抜けかった⋯⋯数々の体験が!(笑)

アメリカに住んでいた時に

パンプキンのカービングをやったことも!

そしてカボチャさんに刺さったままの包丁を目の前に⋯⋯

「いつも俺はこうだ⋯⋯」なぜ学習しないのだ。毎回こうなる!

 

フラッシュバックと自責の思考と共に⋯⋯

グラウンディングをやり直し、丹田も意識して、全身を使ってやってみた。

おリャー! 1cmしか食い込まない。

再度トライ! また1cm(笑)

一呼吸ついてから、またトライする。

そんな繰り返しで、なんとか包丁が下までいったのです。

 

問題の解決は簡単

このカボチャ問題を解決するのは簡単なこと。

電子レンジで、ちょっと柔かくすればいいだけ。

でも、そんな失礼なことを、かぼちゃさんには出来ない!(笑)

他の解決方法は、しっかり包丁を研ぐ! それだけです。

もしくは何年も購入を悩んでいる高級な包丁を買えば、

「バスン バスン」切れることを知っている。

 

でも今回も改めて思ったのです。

切れない安い包丁でよかった。

だって学びがあるから。

タネを捨てて、綺麗に半分になったカボチャ。

それを切っていくのも一苦労。

 

体の使い方、体重のかけ方、意識の持っていき方、

切れば切るほど、呼吸の仕方までわかってきました。

なんかリズムよくなって、楽しくなってきた。

そして、カボチャさんは皮が硬いだけなのだと、そんな気づきもありました。

よく切れる包丁使ってたら、こんな体験できなかった。

毎日使うからこそ、いい包丁がほしい。

でも、これからも購入は悩み続けます(笑)

 

効率を考えないアプローチ

不便だからこそ、いい体験ができるのかも。

キャンプとかって、あえて不便を楽しんでる。

効率悪いからいいこともあるのかも。

でも心理セラピーは効率よくしましょう。

相手の人生に関わることだから。

苦労しなと見えてこないこともあるのかも。

余計な苦労は要らないけど、苦労から学べることも多いよね。

 

かほちゃの心理学?

かぼちゃの身体心理学かな(笑)

今回の話、支援の現場にも通じることがあると思いませんか?

受け取り方は、あなたにお任せしま〜す。

この物語は実話です。

でも一部フィクションです。

フィクションは、フラッシュバックと自責のところで〜す

 

 

かぼちゃとのリベンジマッチ開始!

 

かぼちゃを切ろうとして包丁入れると⋯⋯抜けない!

しっかり切るには身体が大事という話でした。

そして、昨日、2個目のカボチャさんと向き合う日が⋯⋯ついにやってきた!

 

 

どうするんだ? 今回も身体を意識しながら切る?

それとも、いつものように切る?

 

人生で大事な2択(笑)

直感で選択した結果⋯⋯いつものように切る。ただ切る。

私は、大きなカボチャを、まな板に「ドスン!」と乗せて⋯⋯

いつものように、かぼちゃに包丁を入れる。

ぐさッ! ん゛!? あれれっ!?

包丁抜けない⋯⋯なんてことがない!

ざっくざっく⋯⋯どんどん切れる〜!

あっという間に、かぼちゃは半分に。

はぁぇ??????

前回は包丁が抜けなくなり、途中で一呼吸おいて、1分くらいはかかっていたのに。

今回は10秒。なんでやね〜ん?

 

いつもの通りに切ったのに

なぜ1分が10秒になったのでしょうか?

それは⋯⋯「いつも通りに切った」

というのは私の完全な思い込み。

あとで振り返ると、身体も少し整えて、微妙に切り方も変わっていたのです。

ほぼ無意識です。ということなんです。

前回、身体を整えて、切り方のコツを体験してしまったから⋯⋯もう戻れないのです。

ここポイントです。

一度体験すると、体験してなかった世界にはもう戻れないのです。

 

体験することのパワーです

体で、全身で経験しているのです。

かぼちゃを切ることも(笑)

一度知ると、知らなかった世界にはもう戻れないのです。

え? 何が言いたいんですか?

もうちょっとお付き合いください(笑)

このHPの記事を読んでしまうと、読まなかった世界には戻れないのです。

かぼちゃでいくと⋯⋯「以前の切り方にすればいいじゃん」そんな声もあるかもしれない。

そうです。以前のように切ることもできます。

でもそれは、新しい切り方を知りながら、以前のように切る選択をして切っているのです。

 

だからもう、その世界には戻れない

こう思います。

毎日、朝起きて、仕事して、夕飯食って風呂入って寝る。

そんな人生の中に、以前の世界、新しい世界、が無限にあるのです。

その新しい世界に入るか? 入らないか?

そこの境界線をいったりきたりするのが人生。

新しい世界に入った後も以前の世界との境界線をウロチョロする⋯⋯

それが、楽しいのです。自由があるのです。

 

身体心理学の世界もそう

一度知って体験してしまうと、傾聴中心の心理セラピーはもうできない。

こう思う。どんどん新しい世界を開いていきたいです。

そして、以前の世界と新しい世界の境界線で⋯⋯ウロウロして楽しみたい。

のんびり散歩しまっせ〜

その境界線で、反復横跳びしたい⋯⋯なんでやねん(笑)

あなたにとっての新しい世界とは?

境界線をウロウロすること楽しんでますか〜?