なぜ新米カウンセラーは現場のセッションを怖がるのか? 改善できるのか?

 

 

ちょっとだけ、きびしく毒舌でお伝えします。

でも優しくもお伝えしたいと思っています。

毒舌と優しさのサンドイッチや〜(笑)

色々な効果を狙って、そのようにお伝えしようと思った次第です。

ご了承ください。

 

まあでも、なぜ現場でクライアントとセッションをするのをビビるのだろう?

ビビっててもいいのです。

私も最初は、ちょっとビビってたように思います(笑)

様々な要因を1つずつみていきながら、解決策もお伝えします。

 

 

自分なんてまだまだクライアントに提供できない?

 

自分なんてまだまだ?

そういうセルフイメージをまず変えましょう(笑)

まあでも、実際にやってないんだから、まだまだ! と思うのは自然。

そのとぉ〜り!!! みんなま〜るく♫ なんとかピアノ〜♫(笑)

このCM関西だけかな?

 

逆にやったこともあまりないのに、出来るでしょ! って思う方がヤバイです。

なんちゃって勘違いカウンセラー(笑)

 

でも結構多くのことを学んだ人でも、「まだまだ」というのがあります。

その背景には、生育歴などで培ったセルフイメージと深〜く関係していると思います。

今回は、ちょっとぶっとんだ感じで進めていきます(笑)

 

 

カウンセリングで経験したことない主訴でこられたら

 

はじめは誰でもそうですよね。初めての時はあるわけです。

ちょっと考えてみてほしいのですが「経験したことのない主訴」という言い方をする時点で、支援者が治すみたいなニュアンスがあります。

私的には、全てのクライアントは違う個性、症状、状態だと思っています。

そういう意味では、10年20年臨床やっていても、支援者にとって、全てのクライアントが「初めて」になる訳です。

伝わりますか?

一緒に作っていく訳ですから。

 

「自分が扱えない人がきたらどうしよう」

このようなことよく聞きます。

本当にどうしようもない時、どうすればいいと思いますか?

リファーすればいいのです。

人に紹介するということ。倫理的にもそうした方がいいのです。

リファーすることこそが、支援者の大事なお仕事です。

でないと、どんな人でも対応できるスーパーカウンセラーでないと現場に出れないことになってしまいますよね(笑)

 

経験したことがないから、怖くてできない?

経験したことがないから、できないというのは、思い込みかも。

研修やトレーニングで、参加者の間でロールプレイをすればいいことです。

カウンセリングの練習になりますよね。

まだの人は、どんどん練習できる環境を作りましょう。

ロールプレイばかり5年も、10年もやっている人は、卒業してもいいと思います(笑)

じゃあ、卒業してどうすればいいのか? をお伝えします。

 

カウンセリング現場に関して具体的に準備する

ここでちょっと思うのが、ロールプレイばっかりでなく、

現場でどういうことが求められるのか、具体的に書き出して、リハーサルをするということも大事。

 

 

例えば、クライアントにこんな質問されたらどうしよう? とかありますよね。

だったら、どう答えるか、一旦準備するのもいいと思います。

もちろんそれをそのままクライアントに言わなくてもいい。

色々準備してたら、それなりのことが現場で出てくると思います。

どんなことでも準備です。ぶっつけ本番みたいなことだから、余計に怖いし、不安なのかもですよ。

具体的な準備ということです。

あれッ、ぶっ飛んだ感じで、毒舌でいくと言ってたのに、いつもの普通の感じになってる。

マズイ、もうちょっとぶっ飛んでいきます(笑)

 

 

自分が治さなきゃ病

 

自分がクライアントを治さなきゃ!?

えっ!? 治せるとでも思ってるの?

 

そんな力は、あなたにそもそもないよ!(笑)

誰にもないですよ。

海外のスーパーカウンセラーにも!

カウンセラーは、手術をするドクターじゃないですよね。

ブラックジャック気取りか(笑)

 

回復のプロセスを見守る、寄り添う、そして少しガイドするのが心理セラピスト。

クライアントを激変させられるというような、過度な思い込みは危険です。

救済しないくていい。というか救済してしまうと、クライアントが主体的になれないですよね。

クライアントが自立する力を奪っていることにもなります。

さあさあもっとぶっ飛んでいきましょい!

 

 

カウンセリング料金なんてもらえない、という抵抗

 

お金、、、

ただの紙切れかも。(笑)

最近はキャッシュレス。

ただのデジタルの数字。

銀行口座の数字の羅列(笑)

 

まあ、そう言っただけで、お金の「あれこれ」は解放できないのもわかっています。

ちょっとだけ考えを変えてみるということだけのことです。

生きてくる中、お金には沢山の感情などがくっついてるのも自然ですよね。

お金に関する余計な感情感覚を解放しましょう。

感謝でお金を循環させれたらいいですよね。

 

 

心理療法すべて知ってなきゃ病

 

カウンセリングや心理学の理論やアプローチをもっと知らなきゃ!

全て知らなきゃ。なんてことないですか?

そんな人にはこう言いたいかも、、、

 

全知全能の神を目指しているでしょうか?(笑)

神さま、仏さまに聞いても、私も全てはわからん! って言うと思いませんか。

 

 

ある程度知っていればいいのです。

だってカウンセリングのアプローチ500とか1000とかあるって言われている。

 

クライアントさんに教えてもらう部分もありますよね。

カウンセラーが提供する部分もありますよね。

一緒に半分ずつ作っていけばいいのです。

というか、その方がいいと思います。クライアントさんは全て状況や状態が違うし、個性がある訳ですから。

まあでも、半分は支援者なので、しっかり学び続けましょう。

学びながらゆっくり進んで行っていいのです。

 

 

心理セラピストの資格やトレーニングが不十分

 

実際のクライアントとセッションをするより、セミナーや講座などで学んでいれば安全だし、気持ちいいですよね(笑)

ドーパミン、ぶっふぁ〜出ますからね。

資格コレクター。そしてそれを提供する資格プロバイダー。なんてね(笑)

 

そんな感じで世の中がまわっている。もちろん全ての資格を否定している訳ではないですよ。

資格という防護服を何重にも着ないと不安な人もいるでしょう。

根本にあるその不安 、、、その低い自己肯定感を改善する方が先だと思います。

でないと資格コレクターは卒業できません。

 

大丈夫です。時間がかかっても改善していけばいいだけだと思います。

クライアントさんと共同創造するセラピーのプロセス、結構ここちよいですよ。

ドーパミンよりも、もっと穏やかで、じわーっとしみわたる感じ(笑)

 

 

ここまでお伝えしてきて思うのが、、、

 

自分が、、、まだまだ。

自分が、、、知識不足。

自分が、、、扱えない。

自分が、、、治せない。

自分が、、、資格不十分。

 

自分のことばっかり(笑)

ちょっと厳しく伝わっているのはわかっています。

でも、カウンセリングの主役はクライアントさんです。

関わる人、クライアントさんの人生をどうサポート出来るか? という相手なのです。

カウンセラーの自分、自分じゃないのです。

 

自分を満たすカウンセラー

自分を満たすためにカウンセリングを提供するのではないのです。

あっ、いいこと思いついた!

「自己愛カウンセラー」

こんなカウンセラーは、唯一無二でいいかも(笑)

あたらしいポジショニング!

んなわけないし!(笑)

 

おっとっと、気を取り直して、、、

まずはどんな方法でもいいので、自分を「ある程度」満たしましょう。

相手をサポートするのに、支援者自身を育てたり、回復や成長は必要です。

でも相手に何ができるのか? というお仕事です。

 

自分のシャドウは幻想か?

ちょっと角度を変えて考えてみましょう。

実は、自分の影にビビっているだけ? なのかも。

このように。

⬇︎

 

よく目を開いてみてみましょう。

「あら、ずっとビビってたのは、ただの自分の影?」 ってことに気づくかも(笑)

妄想とか、簡単に消せるという意味で言ってるのではありません。

 

わかっています。人によっては圧倒されるくらいのモンスター級の影がいることを。

時間かかってもいいじゃないですか。

支援者になりたい、あなた。

あなたの回復のプロセスが、臨床の現場で必ず役に立ちます!

というか、お宝ですよ。どんなカウンセリングの教科書よりも貴重です。

 

 

現場のセッションを怖がることはいけないのか?

 

怖がっていてもいいのです。自然なことです。

怖がりながらでも、ちょっとずつやっていきましょうよ。

あなたのことを求めている人、必ずいると思いますよ。

 

これからの時代、ソマティック的なこと、パーツ心理学的なこと多くの分野で必要とされると思っています。

カウンセリング業界という狭い中だけでなく、

コーチング、ボディーセラピーという世界だけでなく、ビジネス、教育、福祉、医療の世界でも。

もしかすると、アートやエンターテイメントの世界でも。

例えば、俳優さんが、ソマティックな部分を解放すると、より役に入れることもあると思います。よりいい声が出ることも。

 

なんか話がそれてきたな(笑)

結構、おちゃらけて、ぶっ飛んだ感じでお伝えしてきました。

もし感情が揺さぶられたら、それはそれに寄り添ってあげてくださいね〜。

 

伝えたかったことをまとめると、「怖くてもいい」ということ。

そして、えいやっ、と無理やり始めればいいということではなくて、しっかり具体的に準備すれば何とかなるというお話でした。