この記事を書いた人 

山口修喜(Nobuki Yamaguchi)

北米に17年間住み、カナダ、ブリティッシュコロンビア州の公認臨床心理カウンセラーとして7年間働く。

帰国して、海外の最新トラウマセラピーを支援者に講座で伝え続けている。

 

 

ぽむ
あいちゃく〜? 僕は3ヶ月の時に親と別れた!

 

山口のぶき
ぽむ~。そうだね。ほとんどの犬はそうなってしまってるね〜。ごめんよ〜。

 

ぽむ
このテーマ、僕には大事そうだな。

 

愛着理論を
二人のストーリーでお伝えします。

そして、カウンセリングでは
どのように進めていくのかも
最後にお伝えします。

 

愛着理論からみる2人のお話

 

むかしむかし、2人のお話し〜。

35才の「ひとり君」は、
プログラミングの仕事をしている。

仕事は順調で、
淡々とPCでプログラミング。

 

 

仕事上、他の社員と
そんなに関わることはなく、
ストレスはそんなにないのですが、

たまにある取引先の人とのやりとりが、
とってもおっくうです。

ひとり君は、仕事のないお休みの日は、
とにかく家にいる。

ひとりでパソコンをして、株をやったり、
ネットショッピングにはまっている。

なので、友人も少なく、
飲み会に誘われても、
適当な理由をつけて断っています。

恋愛をして、恋人がいたことは
ありますが、長くは続きません。

だいたい3ヶ月で
自然消滅して、別れます。

 

一方で、28才の「いぞんちゃん」は、
会社員をやっています。

社内でも、みんなから
「気の利く子だね」
とチヤホヤされている。

休みの時は、
家にいることがほとんどない。

いつも友達と外出。

 

 

いぞんちゃんにとって、友達がすべて、
友達の意見は絶対。
時に自分の意見よりも。

恋愛に関していうと、
いつも「重たい」と言われてしまい、
振られている。

尽くして、尽くして、
愛情たっぷりで、接しているのに
なぜうまくいかないんだろう、
と悩んでいる。

いつも不安で、
自分に自信がなかったりもする。

 

 

愛着のパターンで説明する

 

なぜこのような違いが出てくるのでしょうか?
育った環境?
親子関係?

ひとり君の親はいつも仕事が
忙しいという理由で、
あまり面倒をみてくれませんでした。

あそぼ、と親にいうと、
あっち行って自分で遊びなさい、
と言われていました。

ネグレクト風な親ですね。

なので、自然と一人で遊ぶ
スキルを身につけました。

親と遊びたいという感情や
欲求を無視するようになりました。

なので、感情が豊かではないです。

 

いぞんちゃんの家庭はどうだったのか?

親は期待しすぎるし、
条件付けの愛だった。

テストで100点取らないと
褒めてくれません。

いい子にしてる時だけ
親は機嫌がよかった。

ちょっとでもぐずると
怒られていました。

親は、何かあるたびに
険しい表情をしていました。

急に怒ったり、いつも言うことと
やることが違ったりもする。

ある程度は、かまってくれるけど、
すぐに機嫌が悪くなる親だった。

なので、いぞんちゃんは
その親の顔色や
反応を「いつも」気にしている。

 

こんな背景があるかもしれません。

心理学では、ひとり君は、回避型。
いぞんちゃんは、アンビバレント型。

「ひとり」で抱え込む回避型。
「他人」を巻き込むアンビバレント型。

まあ、詳しくはもっとあるのですが、
わかりやすくお伝えしたいので。

このように分類されます。
大学時代にもそう勉強しました。

この2つのパターンが混ざったのが
Disorganized のD型、
つまり無秩序型と言われています。

虐待サバイバーさんなどに
多いタイプだったりもします。

 

 

愛着のタイプはわかったけど、、、

 

もっと深めていくと、

「あなたは、どのように神経のシステムを調整していますか?」

ということになります。

言い換えると、何をすることで、
落ち着きを取り戻しているのか?

ソマティック(身体指向)の
視点が大事になってきます。

 

 

ひとり君は、自分ひとりで
何かをやることで、自分を「調整」している。

ひとりで株をやる。
ひとりで映画をみる。
ひとりで飲む。

ひとりで、、、

ストレスなどによって
覚醒しても「ひとり」で調整する。

 

では、いぞんちゃんは?

人と何かをすることで「調整」している。

人と、おしゃべりすることで。
人と、つながることで。

いつでも1人だったり、
いつでも人が必要だったり、
そうだと生きづらいですよね。

 

動画でさらに理解が深まるかもしれません。

 

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

 

 

愛着のパターンを理解する

 

さっきのお話を、
「どこに軸があるのか?」
という視点からお伝えしていきます。

自分軸すぎるのか?
相手軸すぎるのか?

自分軸すぎる人。
例えば仕事でとってもストレスが溜まったとする。

その時は、「自分1人」で
そのストレスを発散させる。

1人でお酒を飲む。1人で映画をみる。
なんでも一人。

人生の大事な決断を決める時も
一人で決める。

自分軸が強すぎて、
他人軸がない。

なので、人の意見を取り入れることはない。
自分の中ですべてのプロセスを解決してします。

さっきの、ひとり君ですね。

 

では、「相手軸」が強すぎる人は?

人としゃべっていることで落ち着ける。

人、相手が必要と思っている。
どんな時も人が必要。
大事な結論を出すときにも、一人では決められない。

どんな服をきるのか?
相手はどう思うかをまず考える。

セミナーに行きたいと思っても、
まず人に相談しないと決めにくい。

人に依存するタイプ。
他人軸で多くのことがまわってる。
自分軸というものがない。

さっきの、いぞんちゃんですね。

 

 

いい部分に光を当てよう

 

なんか、ひとり君と
いぞんちゃんの悪い面ばかりが
強調されていますが、

いい部分もあるんです。

ひとり君は、
我慢強かったりしますよね。

自分の力で、人生に起こる
様々な問題や課題を
乗り越える力があったりもします。

いぞんちゃんは、人のことを
しっかり観察できる能力がある。

人に好かれやすいし、
みんなをハッピーにするオーラがある。

こういう風に
クライアントさんに
リフレームしてあげたいですよね。

 

 

 

カウンセリングで愛着を活用する方法

 

ひとり君がカウンセリングに来られたら、
どう対応するのか?

 

 

自分軸過ぎるひとり君は、少しずつ、
相手軸を取り入れてもらう練習をする。

彼の傾向に気づいてもらい、少しずつ、
人と一緒に「調整」することを体験してもらう。

具体的には、一人で映画なら、2人で映画を
みることから始めてみるとか。

まあひとり君のような人は
あまりセラピーには来ませんが(笑)

ひとりで抱え込んでしまうので。

 

いぞんちゃんの場合は?

「自分の軸」を少しづつ体験してもらう。
人の意見ではなく自分の意見をもってもらう。

過去に自分一人で決めたことを
思い出してもらったりもします。

過去のクライアントさんでは
自分の軸を育てるプロジェクトを
しましょう、と一緒に
頑張ったこともありました。

小さく始めて、成功体験を褒める。
とにかく褒める。大げさに(笑)

 

 

もちろん、カウンセリングの
セッションではもっと沢山のことをやります。

例えば、過去の親子関係を
癒していく作業も必要だったりします。

クライアントさんに合わせて
カスタマイズするし、
色々「準備」が必要だったりもします。

あと、この「軸」に関して、
ソマティック(身体指向)のレベルで、
やっていくと、とても効果的です。

ソマティックなアプローチを
視野にいれながら、やるのがポイントですね。

あなたは、ひとり君、それとも、いぞんちゃん?

 

 

ソマティックと愛着理論の両方

 

ソマティック(身体)のアプローチが大事。
それと愛着理論も大事。

その世界的な専門家は
Diane Poole Heller
ダイアン・プール・ヘラー博士です。

博士のプログラムを学ぶと
愛着の大事さを実感させられます。

博士、というかダイアンさん
の方がしっくりくるのですが、

ダイアンの何十もの
デモセッションを見ましたが、
とても学びが深いです。

参考までに
先生のプログラムは
DARe
Dynamic Attachment Re-patterning Experience

日本語では、動的愛着様式組み換え・エクスペリエンス。
日本語に訳すと、なんか難しくなってしまいます(笑)

 

 

ぽむ
僕はイゾン型だね。アンビバ、ビバだね。ノブキにイゾンしてる。ご飯も散歩も。

 

山口のぶき
まあ、人との関係では依存型だけど、、、ポムは回避型の傾向もちょっとあるよ〜。

 

ぽむ
あなたに依存、そんな僕におやつっ! くだしゃ〜い。

 

山口のぶき
今日はさすがにおやつ、って言わないと思ったけど、やっぱりか〜!

 

 

 

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