なんとなく直感で心理セラピーをやる問題点

 

今の家に引っ越してきて4年。その時に庭に木を植えてもらいました。

「シマトネリコ」という木です。激しく成長することで有名みたいです。

そんなこと聞いてないし(笑)

高さ2mくらいだったのが、4年間で、4m以上に! お隣さんの敷地にまで、入りまくってる(笑)

 

テキトーに心理療法をすることが一番罪深い!?

 

庭師さんに頼むことも考えたのですが、何事も学びだと思い、木を剪定(せんてい)することを学んでみた。

な、なっ、なんということでしょう! めっちゃ奥深いではないですか!

切り方も10通りとか。木によっても違うし、状態によっても違う。それはまるで、カウンセリングのスキルを学んでいるかのようでした。

様々な要因を考慮する必要がある。8✖️8✖️8✖️8= みたいな。

そして、テキトーに切るのが一番ダメみたいですね。

切った直後はスッキリしていい感じ。でもだんだん色々な所から枝が伸びまくって、カオス状態になる。

あー、セッションでなんとなく感情解放したり、意図も不明確、テキトーに、チャイルドワーク。泣きまくって、その時だけスッキリ。

でも、のちのち、カオス状態に。カオスにならなくても、いつもの状態に戻っていく。

どんな世界も一緒ですね。テキトーが一番罪深いかもですね。

 

 

自分のありそうを整えて、相手と感じることが本当の対話

 

話を戻します。つい先日、木を剪定することに。

しっかり頭で学んだあと、庭の4mの木を目の前に、山口は立ってみた。

そうしたらどうなったと思います??? おー、どこから切っていけばいいのか全くわからん!(笑)

人間の都合で木を切ることも多少躊躇してくるし〜。頭で学んだこと、すぐに使えないし!

しばらく立ってみた。

そして、とりあえず、木を前にして、自分のありようを整えてみた。

まるでカウンセリングの時みたいに。

そして、木を感じてみた。対話をしてみた。敬意を払いながら、多少ビビリながら、1本の枝を切ってみた。

そこからは、淡々と、ガムシャラに、葛藤もしながら、楽しみながら、やれました。

時間にして2時間。汗びっしょり。手の握力は無くなって、ぐったり。

あたりは大量の枝、木、葉っぱ。少々のゴメンね、という気持ちと、作り上げた達成感。

 

あらためて思いました。

木を剪定する、という一見普通のことでも、取り組み方次第で、こんなにも豊になるんだと気づかされました。

学びになりました。まー、その夜は爆睡でしたよ(笑)