心理の業界ってどうなの?
心理学とはそもそも何?
ちょっと伝えわりにくい
かもしれませんが、トライします。
社会的にみる心理の業界とは?
オフィスPomuの
山口修喜(のぶき)です。
ついちょっと前に、1年間の
総合トレーニングが終わりました。
出来るだけ、
1年間「頑張った自分」を認める
そんな最近です。
そこは、「あえて」
やるようにしています。
少しホッとしている最近でも
ありますが、、、
そんな時期に、ちょうど
「この心理の業界って
どんなところだろう?」
それを、考える機会があったので、
シェアしたいと思いました。
どんなことにも
光と影、プラスとマイナス
という両面がありますよね。
その辺をご了承いただき
読み続けてくださいね。
心理の業界と言っても
様々な種類ありますよね。
実践的な支援者側の人もいれば、
心理学の研究者も、
それぞれの役割がある。
業種的にも、
民間のカウンセラー
公的機関などの、
教育、医療、福祉の分野、、、
海外なんかでは
司法、警察、
様々な研究機関で活躍されている。
海外では、心理の仕事は
それなりに認められている。
日本では、まだまだな部分が
あるようにも感じます。
少しずつは変わってきているけど、
他の業界は、心理をどう見ているのか?
他の業界からは、、、
心理の人は、話だけ聞いとけばいい、
とか、心理検査をしていればいい、
みたいな、、、
これは、本当に寂しいことですよね。
周りは認めてくれない(悲)
そのような部分はあるのですが、
私たち心理の側も
受け止める部分が
あるのだとも思います。
強迫の強い人が相談に来られた、
トラウマ症状の、、、
依存の、、、
パニック障害の、、、
どんな人が来ても
「ある程度」変容を起こすことが
できたら、、、
さすが心理の人だな〜
って思ってもらえるのではと思います。
周りの見方も変わってくる。
まだまだ言語レベルだけの
カウンセリングとかも
当たり前の心理の業界でもあるし。
やはり、昔からの
「上の先生」の言う通り、、、
忠実にやることが
求められたりしますよね。
なので、、、支援者は、ある意味、
「頑固に」
自分の思う道を
進んで欲しいなと願っています。
大丈夫でしょうか?
読んでいて、
しんどくなってませんか?
心理業界の「光」
ただ、心理の業界
素晴らしい部分もあると思っています。
だから、私はずっと
身を置いてきたし、
これからもそうです。
自分自身の悩みにも
向き合いながら、、、
クライアントさんの悩み、苦しみを
少しでも楽になってもらうために
学び続けてるし、サポートし続けている。
これって本当に「尊い」ことだと思います。
カナダで、多種多様な業界の人が集まる
学会とか、セミナーに
行った時のことです。
私が、虐待やトラウマの
カウンセリングをしている、と
自己紹介すると、、、
「素晴らしい活動をありがとう!」
握手して、言ってくださります。
多くの人がそう言って下さりました。
「私は出来ないけど、
それをやり続けているあなたは素晴らしい!」
そう言って頂きました。
それが、うわべだけでは
ないのが伝わってきます。
ちょっと泣きそうにも
なったこともありました。
そんな風潮が
できればいいなと思っています。
そんなコミュニティーが
出来ればいいなと思っています。
そんな支援者のあなた、
これから支援者になりたいあなた、
本当に素晴らしい!
その志が素晴らしい!
悩んでいて
支援者を求めているあなた、
きっと探し続ければ
いい支援者もいると思いますよ。
心理の業界、
光も闇もある、、、
みんなでよりよく
していきましょう〜!
心理学の源流をたどる?
これまでは、社会的な側面や
心理の業界の光と影、
というようなことでお伝えしました。
いい部分と、これからの課題とも
言えそうですよね。
もうちょっと掘り下げて
心理の業界をみてみましょう。
心理学の歴史みたいな視点で。
歴史と言っても、出来るだけ
退屈しないようにお伝えします(笑)
心理学っていうと
いわゆる西洋の心理学ですよね。
カナダの大学時代にかなり
勉強させられました。
心理学の思想家たちの本、
文献、なかなか難しい。
原文を読みなさい、
と言われました。
今思うといい先生だったなと。
サルでもわかる心理学、、、
みたいな本は、
全体を理解するにはいいけど、
本質みたいな、
深い部分が抜け落ちる。
まあさておき、、、
フロイトから始まって、
ユング、アドラー、、、
精神分析、
行動主義、
ゲシュタルト心理学
人間性心理学
とかの流れがあって、
脳科学、
認知科学、
「科学」よりになっていった。
その辺の影響も受けて
心理カウンセリング、
臨床心理学という体系が出来てくる。
だから何?
って思われた方もおられるかもしれません。
心理の業界を
理解するには、
「今までの流れ」というのが
大事な視点になります。
ただ、ここで、スペース的に
全ての心理学の歴史を書けないし、
そんな知識もないし。
物事を深く理解するには、
その源流、背景を知る。
今の心理学を理解するには
それまでの歴史を知る。
まあそんなことです。
心理学より上位にある学問とは
お伝えしたいことは、
フロイト以前といいましょうか、
東洋も西洋も、
「心理」のこと、
「自分」と「世界」のこと、
哲学者、思想家たちが
ずっと深めてきた背景がある
ということも大事な視点ですね。
例えば、無意識とか
潜在意識とか
むか〜しの東洋の思想にも
ありますし、
フロイトがゼロから
発案したわけではないということ。
今までの、哲学者、思想家たちが
ある意味、自分の人生をかけて
思考し続けてきた。
「権利」という言葉もそうです。
哲学者たちが考え抜いてきたから
日常の言葉になっている。
権利という言葉があるから、
私たちは、守られているとも言える。
その恩恵を
普段感じることないですよね。
でも恩恵を
とっても受けている。
逆に、男性主義の影響もあって、
悪い影響を与えてきた
概念、言葉もありますよね。
この辺はまたの機会に。
現代の心理学、
心理カウンセリングなども
そのような過去の積み上げてきた思考の上
成り立っている。
言い換えれば、
心理学の上位の学問は哲学ということになる。
上とか下とかではないけど、
源流にある、
土台になっているということです。
そう理解することが
大事なのだと実感させられます。
最新の〇〇理論も大事ですが、
そもそも、人の心って何?
みたいなところに意識を向ける。
考えてみる。
学んでみる。
答えなんてなくていいんです。
そこに想いを馳せることが大事。
そんな気がします。
他と比べる必要がある?
個人の心の中も
もちろん大事です。
同じように大事なのが
どのような「構造」の中にいるのか?
広い? 高い視点も大事です。
心理の業界を理解する上で
大事なことがあります。
それは、、、
ある物事を理解するには、
「他と比べる必要がある」
他との「関係性」の中で
初めて理解できる。
あなたが行く美容院、
なぜそこを選ばれたのでしょうか?
他と比べるからですよね。
そうするからこそ、
価値がわかる。
あなたがいつも行くラーメン屋、、、
なぜそこを、、、
もういいですよね(笑)
お金の面からみてみましょう。
日本の年間の軍事費。
いくから知ってますか?
な、なんと5兆円!
近年、右肩上がり。
スマホ産業、
毎年、多くの企業が莫大な
お金と人件費を使っている。
幾らかはわかりません(笑)
宇宙開発、、、
莫大な「お金と人」が投資されている。
医療はまだマシかもしれませんが、
福祉、教育、心理、、、
そういう観点からすると、
規模が小さいですよね。
比べることが出来ないくらい小規模。
さらに、投資家たち、、、
心理の業界に投資しないですよね。
消費者社会でもあるので、
私たち一人一人が
何にお金を使うのか?
ということも多少なりとも
影響しますよね。
軍事費、
宇宙開発、
スマホ産業を
否定しているわけではないです。
ただ、お金、人の労働、
もうちょっと使い方が
あるのではと思っているだけです。
大人からの虐待されるこども、
これは、犯罪の被害者です。
もっと、国をあげて
守って欲しいと思います。
もっとお金を投資し、
支援者の育成、
被害者の支援、
私たちの「心」に
もっと時間とお金を
投資して欲しいと願います。
1回、宇宙にロケットを
飛ばす費用を、
福祉、教育、心理に当てれば、
本当に多くの
こどもたちが恩恵を受ける
止まらなそうなので、
この辺でやめときます(笑)
まだまだマイナーな
心理の業界をみてきましたが、
現状に、不満だけ
言ってても変わらないので、
また今週も
頑張って参ります。
まとめ
要するに、心理の業界を理解するには、
光と影をみていく。
他の分野との関係性をみる。
その周辺にある学問や
その源流となったものを
見る必要がある。
そうすることで
心理のことが深まり、
さらには、業界がよくなる。
という想いから、
お伝えしました。
なんかよくわからない
そう思った方、、、
物事を理解するには、
他との関係性でしか、理解出来ない。
心理の源流は、哲学です。
って頭の片隅に置いて頂ければ
いいかと思います。