カウンセリングでリピートしてもらう方法

 

ぽむ
リピートか〜。僕がいるとリピート率、上がるよね。

山口のぶき
ぽむ~。そうだね。みんなポムに会いたくなるからね。

ぽむ
僕も、かつやく してるな〜。

 

あなたのクライアントさんは
継続してくれてますか?

1回目のセッションで
何をやれば、継続に繋がるのか?

リピート率を上げる方法を
お伝えします。

 

なぜカウンセリングでリピート(継続)が大事なのか?

 

そりゃ、大事ですよね。

せっかく来てくれたのに、
1回きりで、来なくなった、、、

これは悲しい(笑)

 

もちろん合う合わないで
1回きり、ということもあります。

でも継続してもらわないと、
意味がない。

だって、1回とか、2回で
人生は変わりませんよね。

クライアントさんも色々調べて、
勇気を出して会いに来られる。

それで1回だけで
「何かやっていけそうにない」
と思って、終わったら、、、

クライアントさんの
心の負担になります。

カウンセリングを
何年も受けなくなることもあります。

一生受けなくなることも。

だから、カウンセリングって
「やっぱりイマイチだな」
そう思わせてしまうことは罪なのです。

どうすればいいと思いますか?

だから、1つのポイントは、
そう思わせてしまう可能性がある場合は、、、

そう思わせるかも、
って伝えることも場合によっては必要かと思います。

 

 

リピート率が悪いと食べていけません

 

あと、開業カウンセラーなら、
リピート率が低ければ、
食べていけません。

1回1万円でやっていたら、
1回だけで終わると、1万円の売り上げ。

30回なら30万円になります。
その差額は29万円です。

1人でこれくらいの差額になるのです。

10人、100人だと
もっと大きくなる。

仮に29万円の差額とします。

100人にリピートしてもらえないと、
2900万円の差になります。

300人だと1億円弱!

それくらいの「損失」だということです。

 

 

1年とか、1人とか、
そのような短いスパンの視点ではなく、

10年、20年という
長期目線が必要だと考えています。

 

もちろんお金だけではないです。
リピートしてもらう、ということは、

満足してもらう、
信頼してもらう、
コミットしてもらうこと。

効果があるということです。

そうしないと、
支援者もクライアントさんも
お互いにとっていい循環になりません。

リピート率が高いということは、
それだけちゃんとクライアントに貢献している、
ということです。

言い換えれば、リピート率が悪いと、
支援者も、クライアントも、
失うものが大きすぎるのです。

 

 

リピート(継続)してもらうコツはあるのか?

 

本当に大事なのは、、、
「臨床力」ではないでしょうか。

要するに、いいセッションをすること。
クライアントが「いいな」と感じること。

トラウマセラピーでいうと
「安心」を感じれるのもポイントです。

 

 

この人となら、一緒に回復
していきたい、と思ってくれること。

さらには、いいセッションをするには、
スキルがまず必要ですよね。

スキル、臨床力があれば、
クライアントさんの悩みを
解決できる。

役に立てるということ。

 

 

 

山口のリピート率は?

 

オフィスPomuに来られる方、
何割の方がリピートしてると思いますか?

1回目受けて、2回目受ける人、、、

「9割以上」

10人来られたら、
9人はリピート頂いています。

イチローでも3割、、、
関係ないか(笑)

健康度がある程度高ければ、、、
10〜20セッション以上やるし、

トラウマ症状が強く出てると、
30〜50セッションとか
それ以上やることも多いです。

9割は継続されますが、
たまに5セッションくらいで
やめる人もいます。

少し「軽く」なったり、
落ち着くと、それだけでいい
という人もいるからです。

だから8割以上は
長期継続されます。

でもなぜ、8割以上なんだと思いますか?

 

 

秘密のセールステクニック!?

 

あると言えばある、
ないと言えばない〜(笑)

誤解して欲しくないのは、
相手を操作して
継続「させる」ということではありません。

長年培った経験と
様々な研究と学びを通じて、

リピートに大事な原理原則が
たくさんあります。

それらを習得する必要がある。

それに、ただただ、
いいセッションを提供すること。

1回目のセッションで
これは楽になっていけそう、
そのような実感をしてもらうことも大事です。

そのようなソマティックな体験(ワーク)
とも言えます。

だからこそ、

「ぜひ継続して受けたい」
「次回もお願いしたい」

とよく言われます。

 

 

じゃあ、最初っから
8割の人が長期継続していたのか?

答えはご察しの通り。

1年目、カナダ時代。
まだ20代。

継続してくれる人は、
半分以下だった(悲)

3割とか。
イチローの打率(笑)

イチローだといいイメージですが、
3割では、低すぎます。

1年ずつ、
ちょっとずつ、
カメのように
登ってきたように思います。

3 → 3.5 →  4  → 4.5 →  5 、、、

というように。

なので、起業したい人は特に
臨床力を上げる必要がある。

もちろん勤めている人もだけど。

っていうか、
それが提供するものだから。

 

 

いい商品はリピートする

 

やっぱりいい商品は、売れる。
美味しいレストランは
何度でも食べにいきますよね。

起業すると、
この臨床力がもろに
「目立つ」わけですよね。

心理士としてどこかに勤めていたら、
固定給なので、
継続してもらわなくても、、、

あ、こなくなった、
って思うだけ、という場合もあるでしょう。

 

じゃあ、めっちゃ高い臨床力が
ないと副業、起業できないのか?

と聞かれると、、、

ある程度、でいいと思う。

それを磨いていく
という想いを忘れなければ。

大丈夫です。

起業したら、
いやでも臨床力はつきます。

1回目のセッションで
押さえておきたいポイントが
た〜くさんあります。

 

 

1回目のセッションでのアセスメントのコツは?

 

初回のセッションで、しっかりとした
アセスメントをするということ。

クライアントさんは、
自分の状態がどうなのか、
知りたいと思っています。

医師だったら、
診断することもありますよね。

車の修理屋もそう。

今この車がどういう状態なのか、
わかる範囲で、ちゃんと伝えてくれる。

「2週間はかかります」
「15〜20万円くらいです」

ぼったくられることも(笑)

 

 

ただ、心理カウンセリングでは
難しいですよね。

会社でのストレスが
原因で、うつです。

3ヵ月、6回で治ります。
お値段、9万円です
と、言えませんよね。

どうすればいいと思いますか?

「ベストを尽くす」

なんじゃそりゃ~!
まあ半分冗談ですが(笑)

 

山口はある程度、
伝えれる範囲で言ってます。

アセスメントの結果を。

今の状態、そしてこれから
何をやっていくのか?

仮説でいいわけですよね。
こう考えることも
できますっていう。

例えば、高校の頃
3年間いじめを受けていた
クライアントがこられて、

今、うつっぽい状態と
フラッシュバックで、その時の
苦しい感じが出てきている。

そのために、人との関わりが、
怖い時もあるし、固まったりもする。

この方が来られたら
あなたはどのようにセッションをしますか?

1回目。

ある程度、
どのような状況なのか?
何が悩みなのか?
どうなりたいのか?

などをやっていきますよね。

ちょーざっくりしか
書いてませんが、、、

ポイントはアセスメント。
それをちゃんと伝える。

 

よくある、リピートに
繋がらないやり方は、

なんとなく状況を
ヒアリングして、
共感する。

クライアントさんも
話したことで、ちょっと
スッキリして、、、

よくある傾聴だけの
カウンセリング。

これでは、2回目やります、
ってならないですよね。

先の見通しがないままなので
続けたいとも思わないですよね。

 

 

アセスメントを効果的にする

 

見通しを、ちゃんと伝える。

結婚も一緒。
やめとこかな、この比喩(笑)

何の見通しもなしに
結婚はできません。

今後の見通しなしに結婚。

ある意味ミステリアスで
ワイルド好きは、いいかもですが(笑)

 

見通しを伝えてあげる
のが大事ですよね。

さっきのケースでいけば、、、
以下のことを伝えます。

まずリソースが大事ということを。
もちろんリソースの説明もして。

そして、覚醒レベルや
神経システムを穏やかにしていくことも。

今出てきている感情と
そのあとに出てくる
感情を解放することも。

最終的にトラウマ的な部分も
解放するために向き合っていったりもできます。

心理教育もしながら、
このような「見通し」を伝えます。

「見通し」は、クライアントさんに
しっかりコミットしてもらう、
継続してもらうのに大事です。

 

動機付けにもなります。

クライアントさんって
今の自分はどういう状態なのか?

そして、本当によくなるのか?
それを知りたい。

支援者として、
わからない部分もあるけど、
わかる範囲で、プロの意見を
伝える必要があります。

もちろん、アセスメントを
伝えるだけで、9割のリピート率
にはなりません。

本当のニーズを把握したり、
何十という大事な要因があります。

 

 

リピートで本当に大事なこと

 

上記のことは、テクニックとか
スキルのことですよね。

でもそれと同じくらい
もしくはそれ以上に大事なことが、
あったとしたらどうですか?

それは、あなたの「ありよう」なのです。

人格、存在感、エネルギー、あり方などなど。

どのような状態で
あなたがクライアントの前に
存在するのか?

山のようにどっしり
存在していると安心に繋がりますよね。

 

そのありようは
生まれ持ったものでもありません。

ありようは、
育てることができるんです。

30年とかかかりません(笑)

業界の重鎮になる必要もありません。

ありようも、テクニック、
スキルなので、習得すればいいだけです。

大事なありようを育て、
リピートの原理原則やスキルを習得したい、、、

そうだったら、

「1年間のトレーニング」をやってますので
ぜひいらしてくださいね。

 

 

ぽむ
なんだ、僕の活躍が全然書かれてない〜!(怒)

 

山口のぶき
ごめんよ〜。またの機会にね。

 

ぽむ
僕は傷ついたぞ〜! その傷をうめてくれるのは、お、や、つっ! しかな〜〜〜い。

 

山口のぶき
そろそろ、散歩に行って、晩ご飯にしようかね〜。