この10年で最も、悔しかった話。
長いけど最後ちゃんと着地しますのでよろしくです(笑)
貴重な時間を失い、お金もかかり、健康を損ねた話、、、
でもいい学びになった話です。
コンテンツ
それは1ヶ月ほど前のこと
「歯のかぶせ」が取れたので歯医者で新しいものに変えました。
まあ、ここまではよくある普通のこと(笑)
ついでなので、歯をクリーニングしてもらったり、
おかしな所がないか、しっかりチェックしてもらいました。
疲れない体づくりの為にも甘いものはほとんど控えているので、一切虫歯はありませんでした。
歯科医の先生も「問題ないです」
その時、ふと数年前から口の中で、ほんのりした違和感を先生に言ってみました。
なんかちょっとだけ膨らんでいるような、、、先生はレントゲンをみて、、、
「嚢胞ができている」
膿がたまって腫れていて「手術」が必要と言われました。
ガビ〜ん!(古)
最悪や〜!
まずは歯科医がやれるだけやって口腔外科に手術してもらうという流れになったのでした。
そして歯医者に6回くらい通いました。
「は〜、通うのめんどくさい」
そんな思いで通っていると、、、
小さな膨らみ
ちょっと待てよ、この数年間、口の中の小さな膨らみはずっとあったぞ!?
そして、歯科医にも何度か全体的なチェックしてもらってたぞ。
まあ、その自覚症状を訴えなかった私も悪いのですが(笑)
歯科医の先生はレントゲンをみて言ったんです。
「ほら、ここに大きく写ってますよね」
はぁ!?
そこまで大きく写っているもの、手術が必要だったもの、見落としたの誰やねん!(怒)
何の為の検診やねん!(笑)
そして、歯医者で治療を続けると、どんどん膨らんできて、痛くなってくるではないですか。
6回通ってようやくCTの解析が出来て、、、
「かなり大きいからすぐに口腔外科に行ってください。」
この辺でも思う。もっと早くに言わんかい(笑)
1ヶ月以上かかったけど、本来であれば、1週間でわかることです。
そして、紹介しようとした口腔外科が、コロナのため受け入れ出来ない。
ちょうどこの頃この辺の病院は院内感染がどんどん発覚。
どこも受け入れがない。
そんな中一生懸命に探してくれた大阪にある口腔外科。
何とか受け入れてくれたのでした。
どんどん腫れは大きくなってきて、痛み止めを飲んでも効かないくらい、、、
激痛! 夜もねれない
そんな痛みに数日悶えながら、ふと思った。
確かに歯医者は見落としたし、専門性がない!
でも、、、口の中のちょっとした膨らみを軽視したのは自分。
「まあ、別に大したことない」ってね。
そして、そのような歯医者を選んだのも自分。
ほとほと自分が嫌になりました。
はぁ〜あ、、、へこむ、、、
睡眠時間2時間、
痛みを抱えながら、コロナにビビりながら、1時間かかって大阪の口腔外科へ。
精神的にも肉体的にもこの10年くらいで1番、、、ヘトヘトでした。
何とか応急処置をしてくれて
翌日には「腫れ、痛み」は収まりました。
めっちゃ痛かったけど(笑)
ただ、手術ができるのは夏ぐらいになるとのこと!!!
ガビーん(笑)
コロナの影響で今はガンとか、緊急の場合だけ手術してるのだそう。
歯科医の見落としは確かにある、、、
でも、自分が口の中のちょっとした違和感を軽視した為に、、、
大事なものを沢山失うことこになりました。
お金を失うことに
まずはお金。抜歯してインプラント。
1本であればいいけど、、、
治療費、手術代、最悪、100万超える。
そして、健康
口や歯はとても大事。
神経抜く歯も出て来ます。
抜歯する歯も。
最後に一番大事な、、、「時間」
このことで失った時間は「膨大」です。
痛みに耐える時間。手術、治療、移動などの時間。
これに気を取られる時間。限られた人生。
時間を無駄にしてしまった!
私は生産性が低いことをするのが本当に嫌いです。
特に時間、そして健康、お金。
これを失うことになったのは、
自分の歯や口をみてくれる先生を「真剣に」選んでないところ。
今後は対策します。
いい先生だったら、数年前に検診した時に
ちゃんと見つけてくれるし。
そして大事なものを失うことになった1番の理由は、、、、
私の「まあ大丈夫でしょう」なのです!
どんなことでもそうです。
「まあ大丈夫」
「まあできるでしょう」
そんな過信が実は大きなものを失うことになる。
私を反面教師にして皆さんは大切なものを守ってくださいね。
心からそう願っています。
実はもっとすごいことが、、、
この話、実は続きがあるのです。
それもとんでもないことが、、、
応急処置をしてもらって、2週間経った時でした。
上顎の歯茎がまた腫れてきたのです。
ちょうどゴールデンウィーク、、、
口腔外科はやっていません。
日に日に痛くなってくるではないですか!
そして痛みもピークになって、顔右半分も痛くなってくるではないですか!
膨らんだ部分が神経を圧迫していたのです。
何とか耐えて、24時間以上経ったころ、、、
明日になれば、口腔外科に行ける、、、
そんな時、もうちょっとだ、もうちょっとだ、というように、
もがいていました。
言葉通り、もがいていたのです。
のたうちまわっていました(笑)
自己催眠もやって、ほんの一瞬別世界へ、、、
でも時計をみると、3分しかたってない!
もう身体、精神共に耐えられなくなっていました。
もちろん痛み止めなんかも沢山飲んでいましたが、全く効きません。
今回の苦痛は、2週間前に感じたものを遥かに超えていました。
この辛さは今までの人生で1番だ! なんて2週間前に思ったばっかりだったのに、、、
あっさりと「辛さランキング」を塗り替えました(笑)
もう気が変になりそうで、その腫れてぷくっとしたところの膿を出せば何とかなると思い、、、
爪楊枝を刺すことに。
気持ち悪い話ですいません!
そして、さしてみると、、、
痛すぎて「軽くしか」させません。
ためらいながらも、意を決して強く指しました。
少し出血したのですが、、、
膿が出ないではないですか!
膿が出ない絶望感と、綱楊枝を指したことで、、、
もう尋常ではない変な汗!
Tシャツがビチョビチョに(笑)
さらに30分もがき苦しんで、、、
ついに救急車を呼ぶことに、、、
「歯が痛くて呼んでもいいのか、、、」なんて思ったりもしながら。
もっと早くに呼んでもよかったと思いますが、私の中で「歯が痛くて救急車」という概念がなかったのです。
時間は夜中の2時でした。
それでも、ちゃんと着替えて財布を持って、水を用意して(笑)
救急車を待ちました。
夜間に受け付けてくれる口腔外科があるとのことで、運ばれました。
多分、子供の頃、盲腸になって乗ったきり、人生2度目の救急車。
その救急車スピードも出すし、結構揺れたんです。
その時です、、、
口の中が変な味がしてくるではないですか!
「んっ!」
さっき爪楊枝で指したところが、車の揺れで、少し破れたのです。
病院についたころは、口の中が血液と膿でいっぱい。
痛みが少し引いてきたのです(笑)
あんだけ「痛い! 何とかしてくれ!」と救命救急の人に言ってたのに、、、
あれっ、痛くない、、、って複雑な感じでした。
到着して先生に説明しました。
先生は処置をせずに帰そうとするので、、、
「もう痛くてたまりません」なんてちょっと演技を(笑)
30分くらいかけて、しっかり処置してくれて、痛みも腫れも完全におさまり。
家に帰りました。
幸運なことにも、その病院で今後もみてもらえることになりました。
何かあったら夜間でも緊急でみてくれるというのです。
しかも、家から自転車で10分もかからないところでした(笑)
今までの病院にかかってたら、往復2時間以上。
しかも、今の病院の先生の方が、処置がうまい気がします。
その後、、、
1ヶ月も経っていますが、腫れもなく平穏に暮らしています(笑)
2ヶ月後には手術をしてもらって、何とか回復しそうです。
「やれやれ、、、」
口の中のほんのちょっとした膨らみを「まあいいか」でほっといた結果、、、
このような大きなことになってしまったのでした。
皆さんも口の中はお大事に。
年齢という字は「歯」って書きますよね。
口は脳にも近いし、菌やウイルスと関係しているので、やっぱり思った以上のケアが必要なのだと思います。
心を込めて、、、
「あなたの心と体をお大事に!」