海外のTV局BBCがオフィスPomuに来た話

イギリスの公共放送のBBCがオフィスPomuに来た話です。

ジャニー喜多川による性加害についての取材。

男性の性被害の専門家という立場でインタビューに答えました。

実際のBBCの放送部分も見れます。

海外のTV局がオフィスPomuに来て、対談の撮影をしました

「ふ〜っ！」ちょー疲れました。

実は、前日、４時間しか寝れませんでした。

しかも何度も起きるし！（笑）

やっぱり英語でインタビューというところに多少なりとも感じたのかもですね。

昨日から自分の体をケアしたり、パーツたちに声をかけたり、やってたのに〜

そのケアを上回るくらいのストレスだったのかな。

普段英語でカウンセリングを提供してますが、

２時間とか英語でインタビューというのが刺激だったのかな。

もしくは日本の人には慣れてるけど、

海外とか世界の人に自分を見られるのがテーマだったのかな。

もしくは、今日の撮影みたいに何人もの外国人の中に入ると、なんかありそう（笑）

ま、カナダで学生時代ストレスまみれで、苦労していたことが出てきたんでしょう。

もうちょっと探求してみよ〜楽しみ！

インタビュー自体は最高によかった。

多くのレポーターとは違いました。

なんか普通っぽい質問を形式的にする人が多いんです。つまんない（笑）

でも今回のレポーターは⋯⋯人間味があった。

自分の感じていることをぶつけてくれた。

だから会話がどんどん発展していく。スタッフもみんないい人。

最後に家の犬たちとたわむれて癒しムード（笑）

なんかいい体験でした。学生に戻ったみたい。

メディアの人たちが帰ったあと、ちょっと寂しくなりました。

事情があってどこの放送局とか、内容とか放送前には言えなかったんです。

社会の闇を暴いていくことなので、企画が潰れてしまうのを避けるためでした。

まずはその国で放送。

その後、全世界で配信。

イギリス国営放送（BBC）に出演します！

2022年の夏、BBCのプロデューサーらしき人からメールがありました。

日本に行くから私のインタビューを撮影したいと。

一瞬、えっ！？なんかの間違い？？？

でもメールをよく読むと、本当にあのBBCでした。

内容は少年への性被害について。

なぜイギリスの専門家ではなく、日本の私にって思いませんか？

今回の放送内容があのジャニーズに関してなんです。

テレビで言われているジャニーズの社長、「ジャニーさん」

一見するといいイメージを作ってますが、

実はジャニーズの少年たち、タレントたちに、性加害をしていたのです！！！

これって大問題です。想像できますか？

AKBの女の子たちに、あの秋本康プロデューサーが性加害をしていた！

もしそうだとしたら連日連夜放送されますよね。

でもメディアを牛耳っているジャニーズ事務所。

全く、ジャニー喜多川の悪行はテレビで放送されてなかった。

国民の多くは知らない。

ジャニー喜多川が死んだ後が性加害について放送されていない。

さすが日本のメディアだね（笑）

で、あの世界のBBCが動いたわけです。

今世界では、映画の監督が性加害をする⋯⋯

立場の上の人間が性的に搾取するということが、どんどん暴露されています。

そんな流れの中で、BBCがジャニー喜多川のドキュメンタリーを制作したのです。

何週間も日本に滞在して全国まわって撮影したのです。

実際に、ジャニーズ事務所にいたタレントさんが何人も登場します。

たぶんキムタクとか有名人ではないだろうけど。

その中に私もインタビューに答えています。

まずイギリスだけで放送されます。

多分その後、誰かが勝手にYOUTUBEとかで公開するかも、

ってプロデューサーさんが言ってました。

自動翻訳つければ内容もわかるかと。

それに私はインタビューに英語で答えてますが、

ジャニーズのタレントさんは日本語で答えています。

イギリスで放送された後は、

世界で放送される可能性もあると言っていました。

裏話など、また色々お伝えしますね。

性加害という許されない犯罪を報道しない国に住んでいる私たち

これはどういうことか？

日本が、メディアが、黙っているのです。

大事なことを隠しているのです。

これは私たちの臨床の現場でも同じことが起こる！！！

というか同じことが起きている！！！

国という大きな単位で起こることは、

地域という小さな単位でも起こります。

カウンセリングの現場でも起こってます。

私が立ち会ったこともあります。目撃したことも。

児童相談所でも、施設でも、性被害のことを黙認しようとしてくるし。

都合の悪いことは隠す。

どうやって対応していいかわからないことは誤魔化す。

ミスしたら謝ろう！どうやっていいかわからない？

「わかりません」そう素直に言おう。

カッコつけんでいいねん。

ダサくていいやん！

それが出来ないのが日本人なのかな。

なんか自分は出来てるみたいに言うてもた。スミマセン。

なんだこのふざけた謝り方！（笑）

「日本」「日本人」めっちゃいいこといっぱいある。

素晴らしい歴史のある文化、すんごい自然に囲まれてる。

いい人多い。優しい人多い。

そんな日本人だからこそ、今回の、隠す、黙認する、

そんな部分を克服するともっと良くなると思う。

そんな日本人のドロドロした部分見ていこう。

メディアを批判するのは簡単。

そんなの一瞬のストレス発散になるだけ（笑）

でも、私たち一人一人が意識していきませんか？

一緒に。ちょっとしたことからでいい。

先日BBCワールドニュースでついに放送されました

BBCワールドニュースって世界200ヵ国で視聴されてて、

３億世帯が見ているらしい。桁が違いますね。

私はこの放送をひとりの視聴者として、とっても楽しみにしていました。

どんなドキュメンタリーに仕上がったのだろう？

ワクワクとドキドキで時間になってテレビの前に座りました。

キムタク、嵐、ジャニーズの映像が流れスタートしました。

イギリスでも有名なモビーンさんが、

日本に来て取材をするというストーリー仕立てです。

ジャニー喜多川の悪行を暴くための番組。

一人目の元ジャニーズの被害者さん。

本当に辛そうに涙ながらに語っておられました。

再トラウマ化を心配しながらも、彼の勇気に心が震えました。

そして、ジャニーズの事務所を訪問したり、元ジャニーズの被害者２人目が告白。

次に、３人目。なんかジャニーさんを擁護してる告白も。

そして４人目。放送時間、残り10分でした。

おー最後の締めで私の専門家としての意見、という流れもありだよね。

うん、いい流れだ！

放送時間残り5分

日本のメディアは黙認してるけど、いい流れも日本にはある⋯⋯

男性の性被害の専門のカウンセラーも活動している。

おーそれもいい流れになる。残り時間３分。

最後にサクッと一言だけ使われる形もありだよね〜

残り２分。そろそろ⋯⋯

残り１分。んっ！？　あれっ、最後の最後で！？

コメントが使われ⋯⋯

そして、エンドロールが⋯⋯

うえっ！？？？？

終わったけど！

あれっ、私どっかで、居眠りしてたか！？

いやいや全部起きてたし！

私のところ全部カットされた？？？？

なんやねん！（怒）

フラッシュバックが⋯⋯

走馬灯のように⋯⋯

プロデューサーとのメールのやり取りは３０回以上。

Zoomの打ち合わせ１時間を２回。

直前の撮影日の変更！

撮影は３時間以上。全ての苦労が⋯⋯（悲）

プロデューサーも山口と記者の対談も素晴らしく、使ったと言っていた。

どういうこと！？？？

すぐにプロデューサーにメールを打ちました。

冷静を必死に保ちながら、良かった点を書きながら、

私の部分が使われてなかったけど、何があったのですか？

メルマガで何千という人にも、

出演するから見てね、と伝えたのですが。

メール送信しました。

その後、イライラしながらも、何があったんだろう？

なんか残念は気持ちも⋯⋯

私のチャイルド的な、のぶ君は泣きそうに。

１時間後にメール返信がありました。

その中に「本当に申し訳ない」

その文字を見た時に現実となりました。

全てカットされたのだと。

メールを読み続けると、イギリス国内で放送された時は

ちゃんと使ってくれたのです。その時は６０分番組。

でも今回の放送は、５０分番組。

放送上の都合でそうなったみたい。１０分短いバージョンだった。

そりゃ専門家のところカットされるわな。

ふ〜それにしても残念だ。

私の大人の部分では、仕方ないよね。メディアってそんなもんだし。

あの加害者が主役だし、元ジャニーズさんたちが主役だし、

でも、こどもの部分の私は泣いてる

なんか一般人のコメントとか変だし〜

ジャニーさんは神だ！

大した問題ではない！

そんなの、一般常識がある日本人そんなん思ってないし〜！

なんでカットしたのよ〜（悲）

６０分のフル番組を見ました。

そうしたらいい感じの流れで、

私が登場して、いい感じで記者のモビーンと英語で対談してるし。

内容も大事なことだし。

ここカットしたの！あきれるわ！

ま、60分バージョンでは全カットだったとオモシロ話になったからいっか（笑）

インタビュー部分の動画

⬇︎