心理カウンセラー、福祉士、精神科医、教育者などの対人支援者たち。
私たちには専門的なスキルや知識が必須。
でも、その土台となるのが支援者のありよう、プレゼンス。
では、どんなありようが求められるのか?
プレゼンスという概念を説明するのではなく、
ストーリーや実例で伝えることで理解が進むと思っています。
まずはこの人の世界をのぞいて見てみましょう。
コンテンツ
ムツゴロウさんの動物と向き合う姿勢
ムツゴロウさんを知っていますか?
どんな動物にもヨシヨシヨシ〜、って近づいて仲良くなる天才。
私も子供の頃テレビで見てました。
馬とか犬とか、動物とジャレあってる。
なんか、なれなれし過ぎて、動物嫌がってないか〜、みたいな印象もあった(笑)
最近知ったんだけど、ムツゴロウさんって、
ライオンに指を噛みちぎられてた!
巨大ヘビのアナコンダに首を締められたり!(笑)
とにかく動物との触れ合いがものすごい。
プライベートは昭和の男って感じで、色々破天荒ではあったよう。
そういう人間性は私はよく知らないから横に置いておく。
でも、ムツゴロウさんの動画を見てると、彼の動物と向き合う姿勢、
支援者でいう、存在性とか、プレゼンスとか、ありよう。
とにかくすごいなと思った。
ライオンとかゾウとか、お〜、こんにちわ〜って向き合う姿勢!
真似できない!(笑)
動物への愛というのか、向き合う姿勢
ムツゴロウさんのスキルのプレゼンス(奇跡の3分半)
だからストーリーで説明するしかない。実例で。
でもですよ!ムツゴロウさんってただ無謀に動物に近寄ってない。
「奇跡の3分半」というのがある。
元々野犬だったのか、虐待を受けたのか、ワンワン吠えてる大型犬がいる。
怖くて誰も近づけないのです。飼い主すらも。
鎖で繋がれてるのです。
その犬に近づくムツゴロウさん。
動画をまず見たい人はこちらからどうぞ。
この動画の10分30秒から奇跡の3分半が始まります。
⬇︎
吠えまくってる犬と仲良くなっていったね。
すごいよね。でも何がすごいかって、
ムツゴロウさんが3分半の全部のプロセスを説明してるところです。
「今の吠え方は〇〇」
「今はまだ怯えてる」
「今、耳が下がりましたね」
「今のは〇〇行動です」
というように全部解説してくれてる。
これはムツゴロウさんの専門性とスキルです。
これは心理セラピーでも同じ。
全部のプロセスを逐語として書き出して、説明できる必要がある。
「相談者の目の力が抜けましたね」
「今〇〇という介入をしました」
「これは〇〇パーツが⋯⋯」みたいに。
なんとなくクライアントと向き合ってるだけでない。
全部やってること、起こってることを解説できる。
だから⋯⋯まとめると⋯⋯ライオンには手を出さない!
違うか!(笑)
ムツゴロウさんの、動物に向き合うありよう。
それプラス、関係を育む専門的なスキル。
ありようが土台にあって、専門的なスキルがその上に乗る。
お餅の上にはミカンが乗ってる!
布団の上に寝る人間。布団なかったら痛いやん(笑)
あなたが楽になるプレゼンス。
それと、そこからくる専門的なスキル。
それを提供しているオフィスPomu
威嚇してくる犬と仲良くなれるかも〜
動物に噛まれないためにも必要かも〜(笑)
まずは最下部の無料の動画からどうぞ。
メルマガ読者さんの感想
ムツゴロウさんはすごいですよね。
前に、ライオン(?)に腕ごとだったか頭からだったかくわえられた時のことを、「あわてて引き抜こうとしたらいけない、だらんと力を抜いて、相手があれっと口を緩めた時に抜くのだ」ということを書いておられました。
そのイメージはすごく参考になっていて、私は問題の患者さんに対してそういうイメージを持っていました。野生の猛獣相手みたいですが、手負いのサバイバルモードの人にどうつき合ったらいいかという意味でドンピシャな話ですね。
ムツゴロウさんの、真摯に本気で向き合いつつ、噛みつかれても恐怖で反応を起こすのでなく、どうなっているかを観察して説明しながら対処する様子は、まさにプロフェッショナル。
手術中に想定外の出血が起こっても冷静に見極めて対処する外科医、みたいな感じ。どちらもギリギリの命に向き合う、というところが似ていますね。
ありよう、プレゼンス、言葉で説明するのが難しい
難しいからストーリーや例でお伝えするシリーズを続けていきます。
私はサウナ好き。
お風呂とかいい水が好きでもあるんだけど。
疲れたらサウナ施設で、たま〜にマッサージを受ける。
その時に、人生相談が始まります。私が悩みを聞いてもらう⋯⋯
だったら、まだ自然ですよね。逆、ぎゃく〜
人生相談よくされます。
リラックスしたいのに悩みを話される。
自分がカウンセラーって言ってないですよ。
世間話から相談が始まることも。
もちろん条件はありますよ。他のお客さんがいないとか、個室の時ね。
見るからに、もう限界って感じの人もいる。
そこまででもない人も。
どうも私は20年弱セラピーをやってきて、
相談したくなる存在になってしまった!(笑)
話しやすい、相談しやすい、そういう印象を与える心理セラピストになる
私は話しやすい人というのか。そういう、ありよう、プレゼンスらしい。
そう「らしい」と言ったのは、私は私に会えないから。
動画で見たことはあるけど。いわゆるデモセッションしてる時の私。
一度でいいから他人になって私と話してみたい(笑)
だから、総トレの人とか、直接会った人に私の印象を聞いて、研究してる。
山口研究会(笑)
人生相談をよくされるのは、店員さんでもある。
いつも2人になった時です。例えば、服屋さん。
色々試着して、サイズ的にどうですかね?
なんて話してるだけなのに、人生相談が始まる。
プチ相談の時もある。もうリアルなセッションじゃん! みたいな時も。
でもね。もう限界の人は少しくらい相談にのってもいいかと思う。
ちょっと聞いてもらって、ひと呼吸つけて、また日常に戻れるんだったら。
そう割り切ってます。でも例外もある。
いわゆる過覚醒系の人で、依存的に話したい人。
日常生活では、その人の話は私は聞く気もない。
すぐにわかる。セラピーでもそういう人の話はあまり聞かない。
話しやすい、相談しやすい、構えないくていい、
そんなプレゼンスも支援者に必要な気がする〜
そんな支援者になってみませんか〜?
でも無料で相談されちゃう〜(笑)
オフィスPomuから新商品が販売!? 特別な化粧水⋯⋯
お肌に馴染ませると、透明感が!
真っ白で、透き通った透明感。
支援者に求められるのがこの透明感
ちゃうちゃう! お肌の透明感じゃない(笑)
じゃあ、どんな透明感?
透明感がある、女性の俳優さんNo.1は?
ちゃうちゃう。そういう透明感じゃない(笑)
有名なタレントや俳優さんに相談? 緊張しまくって無理〜(笑)
最近、私が注目してるのは、色がないという透明感。
あなたが生きずらさを抱えている相談者だとする。
そして、セラピールームに入って支援者に会う。
その支援者の存在感が真っ赤だったらどうか?(笑)
キラキラ輝くゴールドだったら!
ゴールドのネックレス。ゴールドの時計。全身ヒョウ柄の衣装。
話が飛躍しすぎてる〜(笑)
要するに、支援者の存在感、ありようという意味で、
色が強く出過ぎてると、まぶしい!(笑)なんか落ち着かない。
色が出過ぎてない色はなんなのか?
淡い色だよね。グレー カーキ ベージュ
こんな世界 ↓
そんな存在性。もっといくと白と黒のモノトーン
でも白と黒も主張しすぎな気がする。
じゃあ、透明!?
ということで透明感のある、支援者を目指します。
いたって真面目(笑)
透明っぽく存在できれば、相談者も話しやすいかも〜
透明になり過ぎるのは注意しましょう。
だって透明人間になる。もうホラーの世界。
映画「透明人間」さっき予告見てみた。
怖そうだから見るのやめます(笑)
透明に近づくために私たちは何ができるのでしょうか?
やっぱ化粧水?(笑)
外からやっても変わらない。
中から変えていくしかないよね〜
メルマガ読者さんのコメント
支援者が真っ赤とかゴールドとかだったら、ドン引きしますね~。でも、それに反応する相談者が磁石のように引き付けられそうな気もします…
私にとっては、透明感とか透明性はキーワードですが、皆さんはどんな感覚を持っておられるんだろうと思いました。
そういうことを話し合うのもいいかもしれないですね。透明感てなんだろう、どんな様子が透明感なんだろう、とか。そういう話をしている最中から、透明感のありようが表れてきそうです。
コメントへの返信
真っ赤な支援者に惹きつけられる相談者もいそう。
支援者と相談者でより真っ赤になってしまう(笑)
答えはなんてなくて、透明感について探求したり、
話しあったりすることで深まりそうですね。ありがとうございます。