背景に性的トラウマがある確率は思った以上に高い

 

対人支援者である、あなたに質問です。

あなたのクライアントの「何人に1人」が、性的トラウマを受けてると思いますか?

まずお伝えしたいのは、思ってる以上に多いということです。

長年、性的トラウマの臨床を何千ケースやってきたからこそ、

見えてくるものがあります。

背景の性的なトラウマに気づいていないと、とても遠回りする支援になります。

まずは動画の視聴がオススメ!

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より詳しく記事にもしています。

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クライアントの中に性被害を受けてる人の割合、実は多い!

 

現場の臨床で、性的トラウマを抱えている人、めっちゃ多い!

あなたは気づいてないかもしれません。その多さに。

思っている以上に多いのです。

わかりやすく女性で考えてみましょう。

あなたの女性クライアント⋯⋯

何人に1人が性的トラウマを経験していると思いますか?

 

 

5人に1人? 3人に1人? えっ? ちょっとまって。

少女や女性の「4人に1人」が性被害を受ける、という統計ですよね。

だから、あなたのクライアントの「5人に1人」が

性的なトラウマを抱えている、なんてことはないのです。

一般の人口に対して、セラピーを受けにくる人口は、

より多くの確率で性的トラウマを抱えています。

少なく見積もっても「3人に1人」「2人に1人」だと思った方がいいのです。

 

 

背景にある性的トラウマを把握してますか?

 

ここで質問です。

あなたの女性の相談者さん、10名くらい、ふわっと思い浮かべてみてください。

そのうち5人とか7人とか、性的トラウマ抱えてるって、あなたは把握してますか?

10名カウンセリングをして、

そのうち1人、2人「性的トラウマを抱えていたクライアント」だった、

そんな認識に、なっちゃってませんか?

クライアントが性被害のことを言ってなくても、

性的トラウマが背景にあると思ってカウンセリングを進めるくらいでいいのです。

 

多くの支援にとっては、あちゃ〜! ですよね(笑)

何年か前に、アメリカの臨床心理士さんと話していた時も、

確実に「2人に1人より多い」というようなことを言われてました。

これが現場の声ですね。

 

 

性被害を受けたクライアントさんへの質問

 

トラウマを抱えたクライアントさん(当事者)に質問です。

あなたのカウンセラーは、性的なトラウマが背景にあることを認識していますか?

たぶんそうでないと、とても浅い関わりになることもある、そう思いませんか?

心理カウンセラーのセッションを受けていたけど、

何セッションも、何十セッションも性的トラウマがあった、

ということを言えなかった経験されていませんか?

オフィスPomuにこられるクライアントさんで、

2年も3年も心理セラピーを他でずっと受けてたけど、そのことを話せなかった、

とおっしゃられることがたまにあります。

必ず性的トラウマのことを心理セラピストに言った方がいい、

と言ってるのではないのです。

支援者側が、そういう背景もあるのだと意識しておくのが、

まず大事になってくるのです。

 

 

なぜ心理カウンセリングでよくならない人がいるのか?

 

自己批判、恥が強い、対人恐怖、パニック、不安、強迫、行動できない、など、

普通のカウンセリングでテーマになりますよね。

でも、その背景に性的トラウマがある。

ある、というと言い過ぎですが。結構な確率で、ということなのです。

背景のあるものを意識できてない、見ていない、扱っていない、

だから、よくならない場合があるのだと思っています。

悩んでおられる問題が解決することもあります、性的なトラウマを扱ってなくても。

でも、なぜよくならない人も一定数いるのも事実です。

欧米なんかの統計では、改善する人は半分にも満たない、というもあります。

 

ちょっと、ここで想像してみてください。

あなたのパートナー、あなたの親友でもいいし、

実はニンジンが死ぬほど嫌いなのです!!!

でもあなたは長年そのことを知らなかった!!!

 

えっ! 嘘やん! あんだけご飯一緒に食べたのに。

作ってもあげたのに。

ニンジン? きらい?! ぶったまげ〜! ですよ(笑)

あのロマンティックな夜景を見ながらのお食事も⋯⋯ ニンジンを見て⋯⋯

「うぎゃ〜!」って心の中で思ってた。

なんかぶっ飛んだ例えでしたが、伝わりますか?

要するに、こういうことです。

片方は、誤解していたし、知らなかった。

もう片方は、そのことを知ってもらえてなかった。

これって、なんか微妙な関係だと思いませんか?(笑)

 

 

男性のクライアントの背景にも性的トラウマ

 

今回は女性の話でしたが、男性クライアントも同じです。

性被害を受ける少年や男性は「6人に1人」ということですよね。

だから、カウンセリングにくる男性の、

少なくても「3人に1人」の男性には、

大なり小なり、性的なトラウマが背景にあると思った方がいい、ということです。

 

 

私にとってはあたり前だったのです。

だって性的トラウマ専門ということでやってますよね。

だから自然と⋯⋯ 背景には⋯⋯ と思っていました。

 

 

背景を意識すると臨床が変わる?

 

性的トラウマが背景にあると意識しながら臨床をやると、

あなたの臨床がガラッと変わるきっかけになると思います。

だって今まで、見えていなかったものを見えるのですから。

この人⋯⋯ 実はニンジンがキライだった⋯⋯

もういいって!(笑)

 

目の前にいるクライアントの全体をしっかり「診る」ことになる。

「観る」の方がいいか。

性的トラウマがあるとわかった⋯⋯

じゃあどない対応すんねん。

という話はまたいつか。

 

 

 

 

 

 

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