ティール組織って聞いたことありますか?
実はソマティック心理学と深い関わりがあるのです。
ティール組織について興味を持って数年になりますが、、、
それから色々な不思議な「ご縁」がありました。
ティール組織のメリットやデメリット、そして、どうすればそんな組織が実現出来るのか?
心理の専門家から、その辺をお伝えしていきますね。
コンテンツ
ティール組織って何?
私が初めてティールという言葉を知った時、なんと音の響きがいいんだと感じました。
「ティール、、、」いいですね〜。
そして、ティールというのは以下のような色のことです。この色も、とっても好きな色だったのです。
だからティールがどんどん好きに(笑)
もうちょと説明すると、よくある支配的な組織(会社や団体)に対して、よりフラットな組織のことをティール組織と言います。
以下のような1から順に進化をあらわしています。
1.衝動型(レッド) 支配的な組織
2.順応型(アンバー) 軍隊のような階級社会の組織
3.達成型(オレンジ) 能力主義を大事にし、どこか機械的な組織
4.多元型(グリーン) 個人を尊重してくれる、温かい家族的な組織
5.進化型(ティール) 同じ志を持ち、相互信頼し、フラットな組織
精神衛生上、ピラミッド型の縦社会バリバリの組織にいると、あまりよろしくないのです。
よくある多くの団体や会社は達成型です。そんな中、稀に家族的な組織もありますよね。
ティール組織はもっと稀です。上司にあれこれ命令されない。自分に決定権がある。さらには、働きたい時に働く。給料も自分で決める。そんな会社が実在するんです。
働く人がもっと自由に、生き生きとできたら、、、いわゆる「心の病気」的なことは激減すると思います。
ティール組織を育てるコンサルタント
ティールを知ってから、全ての会社や組織には当てはめられないのですが「日本でも、もっと増えてほしいなあ〜」と漠然と思っていました。
そんな時、1年コースの総合トレーニングに、ある人が参加されました。な、なんと! ティール組織を作るサポートをする専門家(コンサルタント)だったのです。
その人に聞いてみたんです。「なぜ総合トレーニングなの?」「なぜソマティック心理やトラウマセラピーなの?」
その人はこのように言いました。「ティール組織にソマティック心理が必要だと思っています」これを聞いて皆さんはどう思いますか?
要するに、ティール組織って、理想。皆そんな会社で働きたい。でも、簡単ではないのだそうです。時には何年もかけて育てていくようなこと。
組織にいるお互いのことを信頼する必要もある。自分と繋がる必要もあるし、人と繋がる必要もある。それを可能にするには色々大事になってくるのですが、、、
根っこにはソマティック心理のような土台が必要らしいのです。
それを聞いて私は、とても納得しました。表面上の形だけを、ティール組織にしても、全然機能しなかったり、余計に悪くなることもあるのだそうです。
そりゃそうですよね。自分の心や体にしっかり繋がっていないと、好き放題になりそう(笑)
仕事してないのに、給料もっとあげてくれ〜みたいに(笑)
ティール組織のメリット
やりたいことだけをやれる会社
ティール組織のメリットの1つは、やりたくないことは一切やらなくていいのです。
ホント〜? そんなんでプロジェクト達成出来るの? 会社が機能するの? って思いますよね。
そんなんで大丈夫なのです。というか、そっちの方がいいんです。
強調すると、やりたくないことは一切やらない方がいいのです。
それには、やりたいことが何なのか、はっきりわかる自分でいる必要はありますが。
本当の強みを発揮する
本当の強みを知って、それを発揮することが、本来の仕事のやり方だと思っています。
本当の強み、、、それを見つけ出すのは、ソマティックな要素も必須だと思います。
頭で何となく考えたって、強みとなることだけをやってみたって、見つからないと思います。
自分と深く繋がることがそこには必要。
想像してみてください。自分と深く繋がって、色々なものを解放して、自分の強みを知り、充実感で仕事をしたら、、、
そんな人が一つの目標に向かって進んでいったとしたら、、、どうなると思いますか?
日曜の夜に「はぁ〜、明日仕事やだ〜」なんてならないと思います(笑)
それと、私の強みと、あなたの強みは、それぞれ違うということ。
だからグループになった時に、色々な強みが発揮されるのです。
具沢山のお鍋のように。人参だけのお鍋だと、、、さみしいよね(笑)
柔軟で自由に働きたい
もう一つのティールのメリットは、自由に働くです。
そもそも平日の9時5時って誰が決めたん?
私自身はどう考えても夜型なのです。9時5時で働いていた時は、本当にしんどかった(笑)
笑えない。鬱になりそうだった。研究で10〜20%だったか、夜型の人がいるのは証明されている。
超朝型も同じくらい。残りは9時5時的な体なのです。
そうだったとしたら、満員電車で押しつぶされそうになって、オフィスで9時5時で働くのって効率が悪いのです。
日本て、都市部だと土日はどこ行っても混んでるし(怒)
ティール組織だと出勤がない場合も多い。そして、リモートでも「机に向かって仕事しているか?」なんてことも確認しません。
自分のペースで自由にやっていいのです。というか、その方がいいのです。
子育てをしながらでも働けます。病気を抱えていても、障害を抱えていても、従来の会社よりは働きやすいと思います。
自由にやるには、ここでもソマティックなことが大事になってくる。自分で自分をしっかり管理して、充実した仕事ライフを送れる必要があるのです。
管理されないとできない、指示をもらわないと動けない人だと、ティール組織にはならないのです。
ティール組織のデメリット
専門家のサポートが必要
本当のティール組織を作ろうとすると専門家の知識やサポートが長い期間、必要だと思います。
今までのやり方を変えるのは、進歩するためでも、その組織にとって負担にもなりますから。
でも思います。どれだけ時間がかかっても、どれだけ専門家にコンサル代を払っても、ティール組織を実現してほしいと思う。
そんな社会に貢献する会社になった時、働いている人も幸せだし、とんでもない価値を社会に提供すると思います。
ティール組織が合わない業種もある
全ての団体や組織をティールにする必要はないと言われています。
例えば、危険物を扱う仕事とか。「自分の好きな時に出勤します〜」なんて言ってたら、何かが「爆発」してしまいます(笑)
そんな場合は、ある程度の管理が必要ですよね。
そのような会社でも、ティール的な要素を一部取り入れることも大事かと思ったりします。
オフィスPomuも強みを生かした専門家チームに!
そんなティール組織、、、オフィスPomuも、、、実は、、、小さくですが芽が出てきているんです。
1年間の総合トレーニングに参加されている人と、チームで色々やり始めています。
将来的には自分の心と体と繋がった、それぞれの強みを最大限に生かした専門家の集まり。
そんなティール組織を作っていこうと思っています。
Zoomやリモートだからこそティール組織が作りやすい
今の時代、どんな人ともオンラインで繋がれるので、以前よりティール組織を作りやすいと思っています。
Zoomなどリモートで繋がることに慣れてきたからこそチャンスです。
今までだったら、会いに行くのが礼儀とか、一緒のオフィスで会議して、同じ窯の飯を食って、みたいに(笑)
でも、これからの時代、リモートの良さも活用したいですよね。
もちろん、対面で直接あう、五感を使って感じ、場を作っていくことも同時に活用していきたいですよね。
あなただったんだね〜。
あとのことはノブキがやる(笑)
「ポムとノブキ」そんなチームでやれてたことは私の誇りだよ〜。ありがと〜。
だって、やりたくないことは一切やらないよね〜。