トラウマからくる過食症をカウンセリングで改善する

 

ぽむ
お〜! 僕のおやつっ、依存の話だな。

山口のぶき
ぽむ~。今回はあなたにとって大事なテーマだな。

ぽむ
しっかり学ばねば!

 

 

過食をやめようとしなくていい!
というのはどういうことなのか?

過食を改善させる方法をお伝えします。
過食が与える影響についても。

まずは動画をご覧ください。

⬇︎

 

記事でさらに詳しくお伝えしますね。

⬇︎

過食(ストレス食い)を減らす方法

 

なぜ人は過食するのか? とか
トラウマと過食の関係は?

などはあとでお伝えします。

まず、どうすれば改善できるのか?
正直、知りたいのはここですよね。

過食、ストレス食い。
まずは、、、

やめようとしないでください!

えっ、やめようと解決策を探してるのに!
って言われそうですが(笑)

まず、やめようとせず、

観察してみること!

 

 

何を観察して欲しいのか?

過食の1時間前、
過食の数分前、
過食の直前、
過食中、
過食の直後、

これらを観察して見てください。
新たな発見があると思います。

どんなことを感じて、
どんなことを考えて、
どんな行動をとって、

そのパターンを観察してみてください。
ノートに書いてもいいと思います。

過食の前は、どのような気持ちに
なっているのかを観察してみる。

机の上に、コンビニで買ってきた
たくさんの食べ物、スイーツ。

それを食べている自分自身を
俯瞰して天井の上から観察してみる。

お腹が気持ち悪くなっているのに
食べ続けている自分自身を観察。

食べ終わった後の、何とも言えない
罪悪感を感じてみる。

過食って大体一人の時ですよね。

誰かと外食してる時
過食ってないですよね。

まず、観察するところから、
はじめてみませんか?

新たな景色が見えることもありますよ。

 

 

過食を克服するHALTモデル

 

HALTって何って感じですよね。
頭文字はHungry, Angry, Lonely, Tiredの略。

つまり、
お腹がすいている時、
怒っている時、
寂しい時、
疲れている時、

過食などの依存に陥りやすい。

これはどの依存にも当てはまります。

アルコール依存でも
過食でも、
性依存でも、、、

お腹が空いている時、
そりゃ、過食になりやすいですよね。

イライラしたり、怒っている時も
過食で、その感情を抑えようとします。

寂しい時、
一人で黙々と、淡々と、
無我夢中で食べることもありますよね。

疲れている時、
何かで満たしたくなったりもしますよね。

 

過食の瞬間は、食べ物で
ちょっと満たされた感じがありますよね。

その瞬間だけは。
1、2時間は落ち着くかもしれません。

でも寂しいさ、怒り、感情は
また戻ってきます。

カウンセリングなんかでは
このへんもしっかり心理教育させて頂いています。

セッション中も、感じるワークをしたり。
マインドフルネスのトレーニングをしたり。

この4つの状態をしっかり捕まえれば、
依存のパターンも変わってくると思います。

 

 

過食がもたらす悪影響

 

過食は、フラッシュバックなどの「嫌な感じ」が
一時的に、ましになるだけで、
根本的な解決にならないですよね。

ならないどころか、
過食を何年も続けることから、
様々なことに悪影響します。

 

1 金銭面のコスト

ストレス食や過食は思った以上にお金がかかります。

例えば、1日の過食代が500円とする。
普段の食費にプラスで500円とかになりますよね。

計算すると、1年でなんと

18万2500円!

 

 

10年続くと、182万。

1日に1000円の過食代
になることもありますよね。

1年で36万5000円

10年で、365万になる。

 

2 健康面

様々な病気に発展することがあります。
糖尿病、成人病、消化器官の病気など。

病気になるかどうかもありますが、
過食が続くと、慢性的な疲労感になったりで
疲れやすい体になることも。

 

3 生活面

過食などの依存が中心になると、
自分自身の生活の多くが、
依存中心に回っていきます。

その瞬間、瞬間を感じる、
味わうということよりも、

次の依存行為に意識がいく

次はいつだ〜って感じで。

 

4 感情面

過食に悩まされると、
過食が止められない自分ということで
自己肯定感が低くなったりします。

また過食してしまった
という罪悪感も強く出ますよね。

なんとなく、うつっぽいとか。

 

金銭面、健康面、感情面、生活面、
という悪影響をあらためて読むと
余計に辛くなってしまう方も
おられるのではないでしょうか。

辛いかもしれませんが、
現実は、現実として受け止めて
欲しくて敢えてお伝えしました。

心理カウンセリングの現場でも
過食を続けることの様々な「コスト」を

明確にすることが大事です。

私のクライアントさんでも
悪影響を明確にしていく作業は
辛かったけど、気づけてよかったと
言われる方も多いです。

 

 

トラウマと過食の関係は?

 

お腹空いてる時、
疲れてる時、
寂しい時、
怒っている時

過食になりやすいということもありますが、
トラウマからくる

フラッシュバック

が過食の引き金になることも多いです。

カウンセリングの現場でも
トラウマと過食などの摂食障害が
深くつながっていると感じます。

過去のトラウマ的なことが
フラッシュバックして出てくる。

この状態というのは、
なべに火がついている状態。

 

 

沸騰している状態。
過食などの依存行為はそこに冷たい水をかけるようなもの。

一時的にはおさまるが、また沸騰してくる。
しかしずっと過食し続けなければいけない。

ではどうすれば、、、と思いますよね。

下からの火を消せばいい。

それは過去の嫌な感覚という
フラッシュバックを解放すること。

トラウマ的な体験を癒す、解放させること。

だから、一気に依存行為をやめなければ、
と根性で何とかしなければ、
というのは辛いと思うんですね。

根本のトラウマからのフラバを解放しながら、
依存を少しずつ手放していけばいいのです。

トラウマなどの影響が強いと
今ここに生きているという感覚がへり、
次の依存行為は? ということに執着しやすい。

依存のない人生を手に入れることは可能です。
依存のない人生はどんな感じなのか?
イメージしてみてください。

一旦、可能かもって
想いをはせてみる、何となくでも。

 

 

さらなる改善方法は、これなのです

 

依存の奥にトラウマや
傷つき体験がある場合が多いです。

そして、その奥底には、
寂しさや孤独感があるのです。

だから、過食を改善するのは、
人との繋がりが大事なのです。

あまり人と一緒に
「過食しましょう〜、わーい」なんてことないですよね。

 

大体、過食している時は一人です。

孤独です。

だから、寂しくなって、食べたくなったら、
人に電話してみる。ちょっとだけ話してみる。

でもいつもそれは出来ないので、
あなたを愛してくれた人を感じてみる。

ストレス喰いをしに、
コンビニ行きたくなったら、
胸に手を当てて、
思い出してみてください。

あなたを理解してくれた人の存在を。
あなたを認めてくれた人のことを。

大きいことでなくていいのです。
完全に完璧にあなたのことを
理解してくれる人でなくてもいいのです。

あなたのことを気にかけてくれた人のことを
思い出してもいいのです。

そんな人との繋がりを感じることで、
少しは過食の衝動を抑えられることもあると
報告頂くことがカウンセリングの現場ではあります。

強烈なトラウマによって
過食してるのであれば、
その部分をなんとかする必要がありそうですが、

一般的なストレス喰いであれば、
このようなアプローチでおさまることもあるかと思います。

 

 

まとめると、、、

 

学びのポイントは、、、

  • 過食などの依存は、一時的な痛みの鎮痛剤ということ
  • 過去のフラッシュバックからくる過食は
    無理にやめようとしないこと

 

実践するプランとしては、、

  • まずは観察してみることですね。
  • お腹すいてる時、疲れてる時、
    寂しい時、怒っている時も
    捕まえてみてくださいね。
  • 何らかの過去の傷つきがあったら
    専門家と一緒に癒していくことを
    オススメします。

 

 

 

ぽむ
そ、そうか、まずは観察する! ことだね。

 

山口のぶき
そうそう。取り組んでみようね。

 

ぽむ
じゃあ、さっそく、おやつッ! おくれ〜! 観察するから。

 

山口のぶき
そ、そうきたか! どうせ観察せずに、バクバク嬉しそうに食べるでしょ〜!

 

 

 

 

 

 心理士にこれだけは伝えたい!

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