セッション1つ終わって、「は〜、しんどい」
1日相談の仕事をやって、「もう疲れた、、、」そんなことないですか?
疲れなくても、「なんとなく、ぱっとしない」「充実感がない」そんな人いませんか?
私自身も昔は、1回のセッションで疲れてました。終わった後、ソファーでダラ〜ッと、、、(笑)
でも今では何セッションか1日にやっても、ほとんど疲れません。
疲れる7つの理由、その改善方法を説明していきますね。
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記事でも解説してます。
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コンテンツ
疲れる理由 ① 役に立ってない
支援者として、効果的なセッションをやれてないと感じますか?
「なんか無力な自分、、、」
「役に立ってないな、、、」
これは本当に辛いと思います。せっかく支援していても虚しい。
解決法の1つはシンプル。ただスキルアップすること、ですよね。
「自分には価値がない」というような精神的な生きずらさも関係している場合もありますよね。
② セッション中に考えまくり
カウンセリングを提供すると疲れるのは、セッション中にあれこれ考えているから。
なんとかしようと焦っている。
色々考えてるもんだから、脳のブドウ糖を使いまくり(笑)
考えが強いと、思考優位のセラピーのスタイルになります。
ソマティック(身体思考)のアプローチをするには、身体で感じれる必要があります。
そのためには、思考をゆっくりにする必要があります。
思考が活発すぎる支援者の背景には、体を感じたくない、という抵抗もある可能性もあります。
感じないことで、トラウマ的なことを抑えている。
思考を緩める、そんなことを日常生活から意識してみませんか?
体の感覚に意識を向けることもいいですし、何をやるにも「ペースをゆっくりにしてみる」というのもいいでしょう。
③ 救済者になっている
疲れる要因3つ目は、「救済者をやっていませんか?」ということです。
小さい頃、母親、父親、兄弟の、、、家族の、、、救済者をやってきた。仲裁者をやってきた。
やってきたというより、その「役割」をするしかなかった。押しつけられた。
意外にカウンセラーに多いです。皮肉なんだけど、救済者をうまくやれるのです。
そんな流れでカウンセラーになった。思い当たりますか?
そんな救済者的な自分がいるのを認識していますか?
全てのカウンセラーに大なり小なり、いるパーツです。
そんな救済者パーツをしっかり意識してみると何かが変わるかも。
問題なのは意識できていない場合です。そのパーツが大き過ぎたり、暴走!している場合です。
救済者として支援をガムシャラにやる! 疲れ果てる。
でも救済者だから、また支援をガムシャラにやる!
やってもやっても満たされることはない。
救済者パーツが必死になって、ある意味泣き叫びながら、支援をし続けるのです。
ただただ自分の家族に幸せになってほしくて。そんな場合どうすればいいのか?
まず先にそのようなパーツに気づきましょう。そして、満たしてあげましょう。
でないとずっと疲れたまま、支援をずっとずっとず〜っと、やり続けることになる。
④ 過去のトラウマ的エネルギーを解消していない
疲れる理由4つ目は、過去のトラウマを解放していない支援者もおられます。
カウンセラーなのに、カウンセリングを受けない人。
美容師なのに、髪の毛ボッサボサ(笑)
医者なのに、医者にかからない(笑)
トラウマ的なエネルギーが体に溜まったままだと、生きているだけで負担になります。
想像してみてください。
あなたのパソコンが、背景でめっちゃ重たいアプリが起動して何かをずっとダウンロードしている。
もしくは、4Kの重たい動画を編集してるとか(笑)
もしそうだったとしたら普通のパソコンの作業がとっても重たいです。
トラウマはある程度、解消しましょう。ある程度でいいと思います。
セラピーのトレーニングに参加するといいですよね、
だってセラピストロールやクライアントロールを沢山する機会があるから。
何十回とセラピー受けてるようなものです。
⑤ 本当にやりたい仕事ではない可能性
支援が疲れる理由の1つに、理想の職場ではない可能性があります。
本当は、自由に開業カウンセラーやりたいのに、、、精神科クリニックで働いてるとか。
そして、医者の先生に自由にさせてもらえないとか。
保険の点数になるやつをやってほしいとか(笑)
もしくは、職場が行政で、思ったように動いてくれないとか。
どこかに勤めると、様々な制限や縛りがありますよね。
組織的に、ある程度は仕方ないかもしませんが、度を超していることもありますよね。
本当にやりたいことをやれない。
これは心と体、さらには、魂というようなレベルで、辛いことです。
少しずつでも、働きたい環境を準備したり、調整したりしてみませんか?
⑥ そもそも疲れやすい体になっている
疲れる理由に、食事が関係していると思っています。
食生活が無茶苦茶とか。お菓子を食べたり、甘いものを食べたり。
そりゃあ疲れますよ。
血糖値のジェットコースターです(笑)
甘いもの、砂糖の依存性は麻薬並です。
カウンセリングでしっかり支援できないと、疲れますよね。
自信がなくなって、へこんだり、だるくなる。
結果、甘いものを食べる。そしてその後にもっと疲れる。
カウンセリングをやった後のチョコレート、、、(笑)
人によっては簡単ではないかもしれない。でも少しずつ改善しましょう。
⑦ 自然体ではない
支援に疲れる理由は、自然体でないから。
カウンセラーの悩みである「自然体で臨床ができない」はよく耳にします。
カウンセラーを頑張ってやっている、という場合もあるでしょう。
いい支援者を演じている、なんてことも。
クライアントを変えようと必死になっている、という場合も。
色々ありますよね。無理してやってもうまくいくものも、うまくいきません。
どんな人とも自然体で関われると支援することが、とても楽になります。
⑧ 二次受傷
疲れる理由7つ、と冒頭で言いましたが、もう一つおまけに(笑)
クライアントの話を聞き過ぎたりして、支援者も影響を受けることを二次受傷とか言います。
共感疲労と言われてもいます。これもやはり「疲労」なのです。
これに関しては、記事にしてありますので参考にしてくださいね。
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簡単ではない、でも解決できる
疲れる理由を明確にして、楽に自然体で対人支援をやれるようになるといいですね。
1日に何回かセッション続けても疲れなくなります。
時間をかけてやる必要がある部分もあると思います。
1つずつでも疲れる要因を明確にして、改善にトライしてみてはどうでしょうか?
いい方向にいくことを願っています。